引っ越しなどに伴い、ゆうちょ銀行の口座情報に登録されている住所を変更したいというケースは多くあります。この記事では、地方や住宅街にある小規模な郵便局でも住所変更手続きができるのか、その具体的な方法や必要なもの、注意点について詳しく解説します。
ゆうちょ銀行の住所変更は基本的に全国の郵便局で可能
ゆうちょ銀行の住所変更は、全国どこの郵便局でも手続き可能です。小さな郵便局であっても、貯金業務を取り扱っている窓口があれば、対応してもらえます。
ただし、ATM専用のミニ店舗や、郵便業務のみで貯金業務を取り扱っていない簡易郵便局では手続きできないため、窓口業務を行っているか事前に確認することをおすすめします。
住所変更に必要な持ち物
住所変更を行うには、以下の書類が必要になります。
- 通帳またはキャッシュカード
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 届出印(印鑑登録してある場合)
印鑑レス口座を開設している場合は印鑑は不要ですが、従来の印鑑登録型口座であれば届出印が必要です。
手続きの所要時間と注意点
住所変更の手続き自体は窓口で数分〜10分程度で完了しますが、混雑状況によっては多少待ち時間が発生することもあります。
また、キャッシュカードしか持っていない場合でも手続きは可能ですが、場合によっては追加確認のために通帳の持参が求められることもあるため、できるだけ両方を持っていくと安心です。
オンラインでの変更はできる?
現時点(2025年時点)では、ゆうちょダイレクト(インターネットバンキング)からの住所変更は対応していません。そのため、住所変更を希望する場合は、必ず郵便局の窓口に出向いて手続きを行う必要があります。
一部、法人や特別なサービス利用者は別の手続きが必要な場合があるので、特殊な口座をお持ちの方は事前にカスタマーセンターに相談することをおすすめします。
実際の体験例:地方の小さな郵便局でも対応可能だった
ある利用者は、長野県の山間部にある職員2名だけの郵便局で住所変更の手続きを行いました。小さな建物でしたが、貯金窓口が設置されており、スムーズに5分ほどで手続きが完了したとのことです。
このように、基本的には都市部に限らず、手続き環境が整っている郵便局であればどこでも対応してくれるのが、ゆうちょの強みとも言えるでしょう。
まとめ:ゆうちょの住所変更は「貯金窓口あり」の郵便局へ
ゆうちょ銀行の住所変更は、小さな郵便局でも可能ですが、必ず貯金窓口が設置されていることを確認してください。必要書類を揃えていけばスムーズに手続きできます。
引っ越し後は速やかに住所変更を行い、通知物のトラブルや口座凍結リスクを避けましょう。
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