みんなの銀行はデジタルネイティブなネット銀行として注目されていますが、振込時の名義表記に関しては気になる点もあるかもしれません。特に他行口座に振り込む際、相手銀行の通帳やアプリにどのような名義が表示されるのかは気になるところです。
振込人名義は自由に変更可能?
みんなの銀行では、振込を行う際に「振込人名義」をユーザーが任意に設定することができます。これはアプリ上の振込画面で編集可能で、「個人名」「屋号」「ハンドルネーム」など自由に入力できます。
たとえば、「ヤマダタロウ」や「ABCカイケイ」など、カナ表記で最大12文字まで設定可能です。ただし、漢字やひらがな、記号などは利用できず、全角カナと英数字のみ対応となっています。
三井住友銀行アプリでの表示は?
三井住友銀行アプリ上では、通常の振込同様、振込元の銀行名ではなく、振込人名義欄に設定した名称のみが表示されます。そのため、「みんなの銀行」という名称が自動的に付くことはありません。
つまり、振込時に「ヤマダタロウ」と設定して送金すれば、三井住友銀行アプリではそのまま「ヤマダタロウ」と表示されます。銀行名の記載は別欄で確認可能ですが、相手が普通に取引内容を確認する範囲では目立ちません。
注意すべき点
- 虚偽の名義や他人の名前を使うとトラブルの原因になります。
- 屋号などを入れる際は、実際に存在する事業者であるか慎重に判断しましょう。
- カナ12文字制限があるため、長い名義は省略が必要になる場合があります。
また、振込人名義と取引内容が一致しない場合、相手側で入金処理が保留されることもあるため、取引相手と事前に名義を共有しておくと安心です。
法人名義には対応している?
みんなの銀行は個人向けサービスが中心のため、法人名義口座の開設には対応していません。そのため、法人名義での振込には使えないこともあります。
とはいえ、個人事業主であれば屋号と氏名を組み合わせて名義に設定することができ、実質的にビジネス用途での送金も可能です。
まとめ:任意名義での送金は可能、ただし責任ある使い方を
みんなの銀行から三井住友銀行を含む他行へ振込を行う際、振込人名義に「みんなの銀行」といった文言は自動的に含まれません。ユーザーが任意で設定した名義のみが相手に表示される仕組みとなっています。
ただし、誤解やトラブルを避けるためにも、振込先に表示される名義は誠実かつ正確に設定することをおすすめします。
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