楽天銀行はネット銀行の代表格として多くのユーザーに利用されていますが、「ATMで現金を引き出すにはコンビニだけなの?」という疑問を持つ方も少なくありません。実際のところ、楽天銀行のATM利用にはどのような選択肢があるのでしょうか?この記事では、楽天銀行の現金引き出し方法とそのポイントについて詳しく解説します。
楽天銀行は実店舗を持たないネット銀行
楽天銀行はインターネット専業銀行であるため、街中に店舗や専用ATMを持っていません。その代わりに、提携しているATMネットワークを活用することで現金の引き出しや預け入れが可能です。
この仕組みにより、ユーザーは利便性の高い場所で現金を取り扱うことができますが、利用可能なATMや手数料には注意が必要です。
利用できる主な提携ATM一覧
楽天銀行で利用できる提携ATMは以下の通りです。
- セブン銀行ATM(セブンイレブンなど)
- ローソン銀行ATM(ローソン店内)
- イーネットATM(ファミリーマートやミニストップなど)
- ゆうちょ銀行ATM
- PatSat(一部のスーパーなど)
これらのATMでは、楽天銀行のキャッシュカードを使って現金の引き出しが可能です。つまり、コンビニに限らず、郵便局や一部の商業施設でも利用できます。
手数料は?無料回数の仕組み
楽天銀行では、ユーザーの「ハッピープログラム」ステージに応じてATM手数料の無料回数が設定されています。
たとえば、ベーシックステージでは月1回まで、スーパーVIPなら最大7回まで無料で引き出しが可能です。無料回数を超えると、通常は220円の手数料が発生します。
地方銀行や大手銀行のATMは使える?
三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行などの大手銀行や地方銀行のATMでは、楽天銀行のキャッシュカードは基本的に使えません。これらのATMは楽天銀行と提携していないため、利用できないか、高額な手数料がかかる場合があります。
そのため、現金を引き出す場合は必ず提携ATMを選ぶようにしましょう。
便利なスマホアプリとATM検索機能
楽天銀行のスマホアプリでは、現在地から最寄りの提携ATMを検索できる機能が搭載されています。旅先や外出先でも安心してATMを探すことができ、無料回数の残りもアプリ上で確認可能です。
こうしたツールを活用することで、余計な手数料を避けながらスマートに現金を管理できます。
まとめ:楽天銀行のATM利用はコンビニ以外も可能
楽天銀行では専用ATMがないものの、セブン銀行やゆうちょ銀行をはじめとする提携ATMを活用することで全国どこでも現金の引き出しが可能です。コンビニATMだけでなく、郵便局や一部の商業施設のATMも選択肢に入るため、利便性は高いと言えるでしょう。
ATM手数料の無料回数を把握し、提携先をうまく使い分けることで、ネット銀行でも安心・快適な資金管理が実現できます。
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