イオングループの電子マネー「WAON」で支払いをしたときに、「WAONポイント」と「WAON POINT」という似た名前のポイントが存在することに疑問を感じた方も多いのではないでしょうか。実際にはこの2つは別物で、貯まる仕組みや使い方にも違いがあります。本記事では、両者の違いやWAON支払い時にどちらのポイントが貯まるかの条件、効率的な活用法について解説します。
そもそも「WAONポイント」と「WAON POINT」は別物
名前が非常に似ていますが、「WAONポイント」と「WAON POINT」は別のポイント制度です。
- WAONポイント:電子マネーWAONへのチャージや支払いで直接付与されるポイント。カード内に保管され、チャージに利用可能。
- WAON POINT:イオンの共通ポイント制度。WAON POINTカードやイオンカード提示で貯まり、ネット経由で管理される。
つまり、WAONポイントは電子マネーにひも付く「プリペイド的なポイント」、WAON POINTはネット管理型の「共通ポイント」なのです。
WAON支払い時に貯まるポイントの違い
どのポイントが貯まるかは、「どのカードを使って支払ったか」「会員登録しているか」によって異なります。
- 未登録のWAONカードで支払った場合:WAONポイントが付与されます。
- 会員登録済のWAONカードで支払った場合:WAON POINTが付与されます。
- WAON POINTカード提示+現金支払い:WAON POINTが貯まります。
つまり、WAON支払いでも、カードの種別や登録状況によりどちらのポイントが貯まるか変わるのです。
ポイントの利用方法の違い
両者のポイントは使い方も異なります。
- WAONポイント:ポイントチャージ機でWAON残高に交換して使用。
- WAON POINT:加盟店で1ポイント=1円で支払いに使える。またはWAONポイントに交換も可能。
例えば、「WAON POINT」をイオンのレジなどで利用するには、電子マネーへの交換操作をせずにそのまま提示して使えるのが特徴です。
WAON POINTを効率的に貯めたいなら
WAON POINTを効率的に貯めたい場合は、以下の工夫が有効です。
- イオンカード(WAON一体型)にWAON会員登録をする
- イオンのお客様感謝デーやポイント倍デーを活用する
- WAON POINTが貯まる加盟店(ファミリーマート、ウエルシア等)で積極的に使う
なお、会員登録をしていないとWAON POINTは貯まらず、WAONポイントとしてカード内にしか貯まらないため、ネット管理・共有ができない点に注意しましょう。
よくある勘違いと注意点
ポイントの違いによる混乱を避けるために、以下の点を意識するとよいでしょう。
- 「WAON POINTカード」と「WAONカード」は別物。機能が違います。
- WAON支払いでもポイントが貯まらないケースがある(未登録や加盟店外など)。
- WAONポイントとWAON POINTの交換はアプリや機械が必要。
また、WAONポイントは有効期限が2年、WAON POINTは最終利用から1年なので、忘れずに使いましょう。
まとめ:自分の使い方にあったポイント管理を
WAONポイントとWAON POINTの違いを理解しておくことで、効率よくポイントを貯めたり使ったりすることができます。WAON支払いだけではなく、提示や会員登録の有無がポイント付与に影響するため、自分が使っているカードの種類や状態を一度見直してみるのも良いでしょう。
それぞれのポイントの特徴を活かし、お得に買い物を楽しんでください。
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