家計簿をつけていると、ドラッグストアでの買い物のように「食費」と「日用品」が一緒に混在する場面に悩む方は多いです。正確な支出管理のためには、項目の分類ルールを自分なりに定めておくことが大切です。
ドラッグストアでの買い物が家計簿管理を難しくする理由
最近のドラッグストアは、食品・お菓子・飲料・日用品・化粧品・医薬品など多岐にわたる商品を取り扱っており、数百円〜数千円の買い物で複数カテゴリの商品をまとめて買うことがよくあります。
例えば「トイレットペーパー、歯ブラシ、牛乳、スナック菓子、冷凍食品」を一度に購入した場合、家計簿では何項目にも分かれる可能性が出てきます。
家計簿の分類方法3選:どれが自分に合う?
家計簿上の項目の分け方には大きく3つの方法があります。
- 1. 項目別に分けて記録する
レシートを見ながら、食費、日用品、医療費などに分割して記録。正確性は高いですが手間がかかります。 - 2. 支出の多いカテゴリにまとめる
たとえば半分以上が食料品なら全額を「食費」として記録するなどのざっくり方式。手間を減らしたい人向けです。 - 3. 店舗別ルールを作る
「○○ドラッグストアでの買い物はすべて日用品」など、店舗でカテゴリを統一する方法。継続しやすさを重視するならおすすめ。
実例:3人家族が実践する家計簿分類ルール
たとえば30代夫婦+子ども1人の家庭では、以下のように分けています。
- レシートの合計が1,500円
- 内訳:冷凍パスタ300円、トイレットペーパー500円、野菜ジュース200円、洗剤300円、絆創膏200円
- 食費700円・日用品1,000円で手動で分けて家計簿アプリに入力
この家庭ではスマホの家計簿アプリを使って、ドラッグストアでのレシートは手動入力で対応しています。月末にカテゴリごとの見直しも実施。
レシート仕分けのコツとツール活用
忙しい人には、ZaimやマネーフォワードMEなどの家計簿アプリを活用するのがおすすめです。アプリでレシートを撮影すれば、AIが商品分類を自動で予測してくれるため、手入力の手間が省けます。
また、月末に「全体予算に合っていればOK」とする考え方もストレスを減らすポイントになります。
おすすめの記録ルールと継続のコツ
最も大切なのは「続けやすさ」です。多少の誤差があっても、一定のルールで記録を継続できれば家計の傾向は見えてきます。
ルール例:「購入額が1,000円以下ならまとめて日用品、それ以上は内容を確認して分類」「朝・昼・夜の食事用なら食費」など、あなたの生活スタイルに合わせて調整してみてください。
まとめ:正確さよりも継続性がカギ
ドラッグストアでの買い物には食費と日用品が混ざることが多いため、厳密な分類よりも、自分なりのルールを決めて記録を「続けること」が何よりも重要です。
仕分け方法は人それぞれ。まずは「完璧を目指さないこと」から始めてみましょう。
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