ゆうちょデビットカードは届いたのに「口座貸越サービス」が使えない?その理由と仕組みを解説

デビットカード

ゆうちょ銀行のデビットカードを申し込んだ後に届いたハガキで「口座貸越サービスをご利用いただけません」と通知が来ると、審査に落ちたのかと不安になるかもしれません。しかし、これは必ずしもカード自体の審査に落ちたわけではありません。今回はその仕組みと理由について詳しく解説します。

デビットカードと口座貸越サービスは別の審査

まず知っておきたいのは、ゆうちょデビットカードの発行と、口座貸越(自動立替)サービスは完全に別の審査が行われているという点です。

つまり、デビットカードそのものは問題なく発行されても、口座貸越の利用には別途信用審査が必要であり、その結果として否決されるケースもあります。

なぜ口座貸越だけ否決されるのか?

口座貸越サービスは、口座に残高がなくても一定額を立て替えてくれる仕組みです。これは実質的に「与信枠」の一種であるため、信用情報や収入状況、取引実績などを元に審査が行われます。

そのため、

  • クレジットカードやローンでの延滞歴がある
  • 直近で信用情報に異動(債務整理など)がある
  • 口座開設から間もなく取引実績が少ない

といった状況があると、口座貸越サービスの審査に落ちる可能性があります。

カードが届く理由:デビットカード自体に審査落ちはない?

ゆうちょデビットは、原則としてゆうちょ銀行口座を持っていれば申し込めるサービスであり、クレジットカードのような厳格な与信審査は行われません。そのため、カード自体は届くのが通常です。

デビットカードは残高の範囲でしか利用できない仕組みなので、銀行側のリスクも低いため、比較的発行しやすいという特徴があります。

今後どうすればいい?口座貸越を再申請できるのか

口座貸越の審査に落ちた場合でも、一定期間取引実績を積むことで再審査のチャンスがあります。例えば、半年〜1年ほど以下のような行動を意識してみてください。

  • 口座を頻繁に利用する(給与受取や引き落としなど)
  • 他社で延滞を起こさない
  • 信用情報をクリアに保つ

また、ゆうちょカード公式サイトやサポートセンターに問い合わせることで、再申請の目安時期などを確認することも可能です。

まとめ:カードが届いても「口座貸越否決」は珍しくない

ゆうちょデビットカードは届いても、口座貸越サービスだけ否決されることは珍しいことではありません。理由は「別の審査基準」が存在するためであり、カードそのものに問題があるわけではないためご安心ください。

今後の利用状況や信用情報の改善によって、再申請も可能です。まずはデビットカードを活用しつつ、着実に取引実績を積み上げていくことが大切です。

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