子どもとの海外旅行は楽しみである一方、病気やケガへの不安もつきものです。特に3歳前後の小さな子どもは体調を崩しやすく、現地の医療費も高額なため、保険選びがとても重要になります。この記事では、ハワイ旅行を予定している親御さん向けに、安心できる海外旅行保険の選び方と補償額の目安、おすすめの保険プランをわかりやすく紹介します。
なぜクレジットカード付帯保険だけでは不十分なのか?
クレジットカードに付帯する海外旅行保険は便利ですが、ほとんどが補償額が少ない・利用条件が厳しいという特徴があります。特に医療費に関しては、ハワイでは軽い診察でも数万円、入院や緊急搬送となると数百万円単位になることも。
また、多くのカード保険では「旅行代金をそのカードで支払うこと」が適用条件になることがあり、家族全員が対象外になるケースも。子連れ旅行では十分な補償のある民間の海外旅行保険に加入することが必須です。
海外旅行保険の補償額はどれくらいあれば安心?
一般的に、海外旅行保険の「治療・救援費用」は最低でも3,000万円以上が安心ラインと言われています。特にハワイやアメリカ本土は医療費が世界的に高額な地域のため、5,000万円〜1億円の補償を推奨する保険会社もあります。
小児科の診療や高熱による救急搬送など、子どもに起こりやすい事例を想定した補償内容もチェックポイントです。
子連れ旅行におすすめの保険プランとは?
家族全員をカバーできる「家族型プラン」が最もおすすめです。1契約で家族全員を対象にでき、保険料も個別契約より割安になります。
以下のような保険会社のプランが特に評判です:
- 損保ジャパン「新・海外旅行保険off!」:治療費無制限プランあり
- 東京海上日動「海外旅行保険」:家族型プランと小児向け特約が充実
- AIG損保「海外旅行保険」:小児の疾病例に強く、オンライン加入可能
保険選びのポイントとチェックすべき補償内容
特に子連れの場合、次の補償項目があるかを確認しましょう:
- 治療・救援費用(最低3,000万〜)
- 携行品損害(ベビーカーやタブレットなどの破損・盗難)
- 賠償責任(子どもが他人にケガをさせた場合)
- 航空機遅延や旅行キャンセル補償
また、24時間日本語対応の医療アシスタンスサービスがあるかどうかも、親にとっては非常に心強いポイントです。
実際の体験談:ハワイ旅行で子どもが高熱を出したケース
あるご家族は、ハワイ旅行中にお子さんが突然40℃近い高熱を出し、現地のクリニックで診察・処方を受けました。診療費だけで約400ドル、日本円で6万円近くになったそうです。幸いにも海外旅行保険に加入していたため、全額カバーされました。
こうした突発的な事態にも備え、保険は「安心を買う」ための重要な手段だと言えるでしょう。
まとめ:家族で安心して海外旅行を楽しむために
3歳のお子さんとのハワイ旅行では、クレジットカード付帯保険に頼りすぎず、しっかりとした民間の海外旅行保険に加入することが安心につながります。
補償額は治療・救援費用で3,000万〜5,000万円が目安。家族型プランやオンライン加入できる保険も豊富にあるので、価格や補償内容を比較しながら、自分たちに最適な保険を選びましょう。
コメント