初めてのアルバイトでは、給与の振込先として銀行口座の情報を提出する場面があります。この記事では、どの情報を伝えるべきか、また何を絶対に伝えてはいけないかを、高校生でも理解しやすく解説します。
給与振込に必要な情報とは
企業があなたの口座へ給料を振り込むためには、以下の情報だけが必要です。
- 金融機関名(例:三井住友銀行など)
- 支店名または店番号
- 口座種別(普通預金が一般的)
- 口座番号
- 口座名義(カタカナ)
この5点があれば、給与の振込手続きに必要な情報はすべて揃っています。口座名義は、銀行通帳やキャッシュカードに記載された通りに入力することが大切です。
伝えてはいけない情報
給与振込の手続きにおいて、絶対に伝えてはいけないのが「暗証番号」や「お客様番号(ネットバンキング用)」です。
これらは第三者が口座に不正アクセスするために悪用される可能性があり、銀行でも他人に教えないよう強く注意喚起されています。
暗証番号を聞いてくるバイト先があれば、そこは非常に危険な職場と判断できます。
給与振込用の記入例
例えば、あなたの口座情報が以下の通りであれば。
- 銀行名:ゆうちょ銀行
- 支店名(店番号):一二三店(123)
- 口座種別:普通
- 口座番号:1234567
- 口座名義:ヤマダ タロウ
この情報をそのままバイト先の「給与振込口座記入欄」に記載すれば問題ありません。
口座情報の確認方法
口座を開設したばかりで不安な人は、銀行のアプリや通帳、またはATM明細で上記の情報を確認しましょう。
特に口座番号や名義の間違いは振込エラーの原因になるため、正確に記載することが重要です。
まとめ:必要なのは「振込に必要な基本5点」だけ
バイトの給与振込に必要なのは、「銀行名」「支店名」「口座種別」「口座番号」「口座名義」の5点のみです。暗証番号やお客様番号は決して伝えてはいけません。
初めての口座提出でも、この記事の情報をもとに安心して対応しましょう。もしわからないことがあれば、銀行窓口や保護者に相談するのも良い方法です。
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