PayPayは日常のキャッシュレス決済に便利なツールですが、「自分のPayPay残高（現金）から他人の銀行口座へ送金できるのか？」という疑問を持つ方も多いようです。この記事では、その可否と具体的な対応策についてわかりやすく解説します。
PayPay残高の種類と送金の基本
PayPay残高には主に以下の4種類があります。
- PayPayマネー（本人確認済・出金可）
- PayPayマネーライト（出金不可）
- PayPayボーナス（キャンペーン等・送金不可）
- PayPayポイント（送金不可）
銀行口座への送金ができるのはPayPayマネーのみで、しかも送金できるのは原則「自分名義の銀行口座」に限られています。
他人名義の銀行口座には送金できない
PayPayではセキュリティおよびマネーロンダリング対策の観点から、他人名義の銀行口座への直接送金はできません。PayPayマネーを出金する機能は本人名義の口座と紐付けられているため、本人確認後であっても第三者口座へ直接振り込むことは不可能です。
代替方法：送金→銀行出金の手順
もし他人にお金を渡したい場合、以下のようなステップが現実的です。
- 相手もPayPayアカウントを持っている場合：
「送る」機能で相手にPayPayマネーを送金できます。相手が本人確認済みなら、その後自身の銀行口座に出金できます。 - 相手がPayPay未登録の場合：
一度、自分名義の銀行口座へPayPayマネーを出金し、銀行振込など他の手段で送金しましょう。
ただし、PayPayからの出金には「ジャパンネット銀行（PayPay銀行）」口座が最もスムーズです。
PayPayでの送金可能なケース
以下のケースでは送金が可能です。
- 友人・家族などへのPayPayアカウント間送金
- QRコードを読み取っての個人間決済
- 自分名義の銀行口座への出金（PayPayマネーのみ）
これらはすべて本人確認済みアカウントであることが前提です。まだ本人確認をしていない場合は、アプリから「本人確認」手続きを済ませましょう。
注意点：詐欺やトラブル回避のために
見知らぬ相手に送金する、もしくは送金依頼を受けた場合は詐欺の可能性もあるため、十分な確認が必要です。PayPay送金は基本的に「返金不可」のため、信頼できる相手にのみ使用しましょう。
まとめ：PayPayから他人の口座へは直接送れない
PayPayから直接、他人名義の銀行口座に送金することはできません。ただし、相手もPayPayユーザーであればアプリ内で送金し、その後に出金してもらうことは可能です。どうしても銀行振込が必要な場合は、PayPayから自分の口座へ出金してから対応するのが安全です。
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