楽天銀行のデビットカードを利用していると、コンビニATMやオンライン決済ではスムーズに使えていても、街中の店舗でカードを差し込んで使う際に「暗証番号がわからない」と戸惑う方も少なくありません。ATM用の暗証番号とは別物なのか、そもそもどこで確認・変更できるのか、この記事では詳しく解説します。
楽天デビットカードの暗証番号は2種類ある?
まず混乱しやすいのが、楽天銀行の「デビットカード」と「キャッシュカード」が一体化している点です。ATMで使う4桁の暗証番号は、楽天銀行口座の出金用PINですが、店舗での決済時に求められる暗証番号も同じ番号です。
つまり、ATMで使用している4桁の暗証番号が、デビット支払い時にも使われるのが基本です。それでもうまく通らない場合には、カード側で何らかの制限や誤設定がある可能性もあります。
暗証番号の確認方法はある?
楽天銀行では、セキュリティの観点から、暗証番号を直接確認する方法は提供されていません。そのため、現在の暗証番号がわからない場合には「再設定」もしくは「カードの再発行」が必要となります。
My楽天銀行(インターネットバンキング)からログインして、「カード・ATM」メニューより暗証番号の再設定が可能です。ただし、本人確認書類の提出やセキュリティ設定の確認が求められる場合があります。
街中のカード端末で通らないときの原因
一部の実店舗では、楽天デビットカードの処理が「クレジットカード」として扱われます。端末によっては「ICカードとして差し込み→暗証番号入力」が必須な場合がありますが、以下のような理由で認証に失敗することがあります。
- 暗証番号を間違えて入力している
- ICチップの読み取りが不完全
- カード利用制限がかかっている
- デビットカードの端末対応に不具合がある
一時的なトラブルであれば、サイン決済に切り替えてもらうことで支払いできるケースもあります。
再設定や再発行の手順
暗証番号の再設定は、楽天銀行のマイページにログインし、以下の手順で行えます。
- 「カード・ATM」メニューに進む
- 「デビットカードの暗証番号変更」から手続きを開始
- 本人確認と二段階認証を経て設定を完了
どうしても設定できない場合は、楽天銀行の問い合わせページから再発行を依頼しましょう。
実際のユーザーの声と対応事例
実際に「ATMの暗証番号は覚えてるけど、店舗の差込支払いで弾かれた」というユーザーは、カードの磁気不良や「端末との相性」も疑われるとし、再発行後は問題なく利用できたという報告もあります。
また、カードの裏面に「楽天銀行デビット(JCB/Visa)」と記載があれば、JCBやVisaの加盟店でも利用できますが、決済端末が古いと弾かれることもあります。
まとめ:暗証番号を忘れたら再設定 or サイン決済で柔軟に対応を
楽天銀行のデビットカードで街中の支払い時に暗証番号が必要な場合、それはATM用の4桁の番号と同じです。忘れてしまった場合は確認はできませんが、My楽天銀行からの再設定が可能です。端末によっては「サイン対応」への切り替えも可能なので、慌てずにお店のスタッフに相談するのがベストです。
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