保険契約後に内容変更はできる?SBI生命『働く人のたより』の保険期間短縮の可否と手続き方法

生命保険

保険に加入した後で、「やっぱり契約内容を変えたい」と思うことは少なくありません。特に保険期間や保障内容の見直しは、ライフプランが変化したタイミングでよくある相談です。今回はSBI生命の就業不能保険『働く人のたより』を例に、契約後に保険期間を変更することが可能か、またどんな方法があるかについて詳しく解説します。

SBI生命『働く人のたより』とは?

『働く人のたより』は、就業不能状態(病気やケガによって働けなくなる)になったときに、収入をサポートしてくれる保険です。保険期間は加入時に55歳・60歳・65歳などの満了年齢を選べるしくみになっています。

保険料は期間が長くなるほど高くなりますが、長期的な保障が確保できるというメリットがあります。

契約後に保険期間を変更できるか?

基本的に保険契約は、契約後の一方的な内容変更はできない仕組みになっています。これは、保険が“契約者と保険会社との間で取り交わされる契約行為”であり、契約時点の内容に基づいてリスクと保険料が設定されているからです。

そのため、「60歳満了を55歳満了に短縮したい」という希望がある場合、現在の契約のまま変更することは原則できず、一度解約して新たに再契約するという手続きが必要になります。

契約し直す場合の注意点

契約のやり直し(再契約)にはいくつかのリスクやポイントがあります。

  • 再度の健康告知や審査が必要
  • 年齢が上がっている分、保険料が高くなる可能性がある
  • 過去の契約の保障内容と同等にできないこともある
  • 場合によっては、新たな契約のほうが条件が良くなるケースもある

そのため、変更を検討する前に、現在の契約内容をしっかり確認し、SBI生命のカスタマーセンターに相談することをおすすめします。

相談や手続きの流れ

実際に保険期間の見直しや契約の再検討をする場合、以下の流れで進めましょう。

  1. SBI生命のマイページまたはカスタマーセンターに連絡(電話:0120-727-151など)
  2. 「保険期間変更を希望」と伝える
  3. 再契約の必要性や新しい契約内容の案内を受ける
  4. 見積書や新契約の設計書をもとに比較検討
  5. 納得できれば旧契約の解約+新契約の申込手続きへ

この際、保障が一時的に途切れるリスクがあるため、重複期間を設けて調整するのが安全です。

契約変更以外の代替案

どうしても契約し直しが難しい場合や、保険料の負担が重いと感じる場合には、以下のような代替案も検討できます。

  • 特約の解約や減額:一部保障をカットすることで負担を軽減
  • 払済保険へ変更:以降の保険料支払いを停止し、保障のみ残す
  • 中途解約して別商品に切り替える:他社の保険と比較するのも有効

SBI生命のようなダイレクト系保険会社は柔軟な相談窓口があるので、遠慮なく問い合わせてみましょう。

まとめ:保険期間の変更は「再契約」が基本だが相談の余地あり

SBI生命『働く人のたより』に限らず、保険契約後の保険期間変更は通常、再契約による手続きとなります。ただし、ケースによっては解約以外の選択肢があるかもしれません。

自分の将来設計に合わせて保障内容を見直すことはとても重要です。まずは保険会社に相談し、納得のいくプランを再構築することが、安心につながります。

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