週20時間未満の社会保険加入要件は“日曜始まり週単位”で判断されます

社会保険（健康保険・厚生年金）の「週20時間未満」という加入要件は、日曜から土曜までの一週間単位で判断され、月跨ぎでもリセットされません。

■「週20時間」のカウントは週単位でリセットされる

社会保険加入基準では、1週間（日曜〜土曜）あたりの労働時間が20時間未満かどうかを見ます。

仮に7/27（日）〜8/2（土）が対象なら、その1週間で労働時間の合計を見ればOKです。

7/27〜7/31と8/1〜8/2と分けず、日曜スタートの7/27〜8/2はひとくくりの1週間として判断します。

もしこの週に20時間以上働くと社会保険対象になり、月跨ぎだからOKではありません。

例：7/27〜7/31で15時間、8/1〜8/2で8時間働いたら合計23時間。

この場合1週間で20時間を超えるため、要件から外れます。

翌週8/3（日）〜8/9（土）は新たな週として再度カウントします。

月をまたいでリセットされるのではなく、常に週単位で判断される点が重要です。

この考え方に基づいて、実際の労働時間を週ごとにチェックすれば、社会保険の加入要件を正確に把握できます。