三井住友銀行での誤送金時に組戻しできる?拒否された場合の対応も解説

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銀行振込での誤送金は誰にでも起こり得るトラブルです。特に時間外や休日に気づいた場合、冷静な対応が求められます。この記事では、三井住友銀行で誤送金してしまった際の組戻し手続きや、相手側の同意が得られないケースへの対応を解説します。

誤送金時にまず確認すべきこと

誤送金に気づいたら、できるだけ早く振込を行った銀行(三井住友銀行)へ連絡しましょう。営業時間外でも、翌営業日の朝一番で電話することが重要です。

また、振込内容(送金先の口座番号・金額・日時)を控えておくと手続きがスムーズです。

組戻しとは?その仕組みと流れ

組戻しとは、振り込んだお金を銀行に依頼して取り戻す手続きのことです。三井住友銀行の場合、支店窓口または電話で手続きを開始できます。

  • 手数料: 約660円(2024年時点)
  • 条件: 相手の承諾が必要
  • 所要日数: 数日~数週間かかることも

注意点として、組戻しは「確実に返金される仕組み」ではなく、受取人の同意が前提です。

相手が拒否した場合はどうなる?

受取人が返金を拒否するケースもあります。善意で受け取った場合は協力してくれることが多いですが、まれに拒否されることがあります。

その場合、銀行側からも説得を試みてもらえますが、最終的にどうしても返金されない場合、法的措置(民事訴訟)を検討することになります。ただし、少額の場合は弁護士費用等の方が高くなるため、現実的でないこともあります。

誤送金を防ぐためのポイント

こうしたトラブルを防ぐためには、振込前の最終確認が鍵です。

  • 口座番号や名義人を複数回確認
  • 可能であれば、登録口座から選択する
  • ネットバンキングの「確認画面」は必ずチェック

また、急いでいるときほど誤入力しやすくなるため、落ち着いて操作するよう心がけましょう。

三井住友銀行での実際の手続き方法

三井住友銀行で組戻しを依頼するには、以下の方法があります。

  • コールセンターに電話(営業時間内)
  • 最寄りの支店で相談
  • 口座を開設した店舗に直接連絡

コールセンターに連絡する際は、キャッシュカードや振込記録があると本人確認がスムーズです。オンラインでは基本的に組戻し手続きはできません。

まとめ:誤送金時は早期対応と冷静な判断を

誤送金に気づいたときは、慌てず三井住友銀行へ速やかに連絡し、組戻し手続きを依頼することが重要です。相手の同意が必要なため、必ず返金されるとは限りませんが、早い連絡と的確な対応で返金の可能性は高まります。

今後のトラブル防止のためにも、振込時の確認作業を徹底する習慣をつけましょう。

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