最近、PayPayのアプリ画面が変わり、赤い残高画面をタップして切り替えると「VISAが使えるオンラインのお店で…」という表示が出るようになったという声が増えています。従来のように残高額が大きく表示される仕様はどうなったのでしょうか?本記事では、変更の背景と対処法について詳しく解説します。
PayPay残高の表示が変化した理由
PayPayでは2024年以降、「あと払い(PayPayカード)」や「VISAラインアップ」などの機能強化が進められており、それに伴いホーム画面のUI(ユーザーインターフェース)も段階的に変更されています。
この変更により、「VISA(PayPayカードまたはバーチャルカード)」がデフォルト表示になるケースがあり、バーコード画面での残高表示が見えづらくなる仕様に変化したユーザーも多いのです。
なぜVISAの案内が表示されるのか
バーコード部分をタップした際に「VISAが使えるオンラインのお店で~」と表示されるのは、PayPayが提供する「オンラインあと払い」機能や「バーチャルカード」に関連した表示です。
一度でもVISA機能を「はじめる」などで有効化すると、PayPay側ではオンライン決済利用の利便性を考慮して、それを目立つように配置します。解除しても完全にUIが元に戻らない場合があり、その場合は別の対応が必要です。
以前のような残高重視の表示に戻す方法
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① アプリの「支払い設定」を確認
PayPayアプリの「アカウント」→「支払い方法の管理」へ進み、優先支払い方法を「PayPay残高」に設定しているか確認してください。 -
② バーチャルカードやあと払いを完全に無効化
「あと払い」や「VISAカード(バーチャル含む)」を使っていない場合は、PayPayカード連携の解除、バーチャルカードの削除が有効です。 -
③ アプリのキャッシュクリアと再ログイン
Androidの場合は端末のアプリ情報からPayPayのキャッシュをクリアすることでUIが初期状態に戻ることがあります。 -
④ アプリを再インストールする
どうしても変更が反映されない場合、アプリをアンインストールして再インストールすると、UIが一部リセットされる可能性があります。
それでも戻らない場合は?
UIの更新はPayPay側で段階的に適用されているため、すべてのユーザーが同じ仕様とは限りません。再表示されるのが標準となっている可能性もあるため、PayPay公式のサポートに問い合わせることも視野に入れてください。
また、「PayPay残高」がきちんと支払いに使われているかは、ホーム画面や支払い履歴からも確認できます。表示が変わっても実際の支払い方法が変わっていないこともありますので、焦らず確認しましょう。
まとめ:表示の変化には理由があるが、対策も可能
PayPayの赤画面での表示が「VISA」に切り替わる仕様変更は、PayPayの利便性拡張の一環として行われています。ただし、元の残高重視の画面が好みのユーザーにとっては混乱の原因にもなります。
「支払い方法の設定」「バーチャルカード解除」「キャッシュクリアや再インストール」などの方法で元に戻る可能性がありますので、まずはそれらの対処法を試してみてください。
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