PayPayから届いた預金口座振替依頼書と振込依頼書の正しい対応方法|破棄したらどうなる?

電子マネー、電子決済

PayPayの利用料金を滞納すると、自宅に「預金口座振替依頼書」や「振込依頼書」が郵送されることがあります。コンビニなどで振込依頼書に記載された金額を支払った後、もう一つの書類である口座振替依頼書を提出せずに破棄しても大丈夫なのか、再送されるのかなど、不安に思う方も多いでしょう。この記事ではその仕組みと正しい対応方法を解説します。

2種類の書類の意味を理解しよう

PayPayから届く書類にはそれぞれ目的があります。

  • 振込依頼書:未納金を支払うための請求書。コンビニや金融機関で支払い可能。
  • 預金口座振替依頼書:今後の支払いを自動引き落としにするための登録用紙。返送が必要。

つまり、現在の支払い(滞納分)は振込依頼書で済みますが、今後同じ事態を防ぐために自動引き落とし登録を求められているということです。

振込依頼書で支払った場合の影響

振込依頼書を使ってコンビニなどで支払いを済ませれば、当該月の未納は解消されます。これはPayPayやPayPayあと払いなどの利用規約に基づいた正規の支払い方法です。

たとえば、6月15日に2,500円の未納分があり、6月18日にコンビニで支払った場合、数日内にその履歴がアプリに反映され、延滞扱いは解消されます。ただし支払い完了の反映には1~3営業日程度かかることもあります。

預金口座振替依頼書を提出しなかった場合は?

預金口座振替依頼書を返送しなかった場合、今後も支払い方法は自動化されず、引き続き請求書(振込依頼書)での支払いが必要になります。

この書類は将来の支払い方法の変更依頼であり、提出しなかったからといって違法・延滞とはなりません。ただし、未提出であれば今後も振込用紙による支払いが継続され、毎回手間と郵送コストが発生する可能性があります。

また、提出されなかった場合には、PayPay側から「再送」が行われることがあります。とくに何度も未納や返送忘れがある場合は、定期的に送付され続けるケースもあります。

預金口座振替依頼書の提出メリット

返送することで以下のようなメリットがあります。

  • 支払いが毎月自動で完了するため、滞納リスクが下がる
  • 請求書が届く手間が省け、郵送料もかからない
  • 信用情報上のリスクを回避しやすくなる(延滞が減るため)

例えば、口座振替にした場合は残高さえ確保しておけば、毎月20日など指定日に自動で引き落とされるため安心です。

支払い後に確認すべきポイント

振込後は以下の点を確認しておくと安心です。

  • PayPayアプリの「取引履歴」または「あと払い利用明細」に支払い反映があるか
  • 請求先の明細に「支払い済み」と記載があるか
  • 数日後に再度書類が届いた場合の対応方針を決めておく

反映に時間がかかる場合は、焦らず2~3営業日待ち、必要ならカスタマーサポートへ問い合わせるのが安全です。

まとめ:支払い済みなら安心。今後の自動化は任意

PayPayの滞納に関する振込依頼書での支払いが完了していれば、今回の未納は解消済みです。預金口座振替依頼書は将来の支払いをスムーズにするための書類であり、破棄してもすぐに問題が起きるわけではありません。

ただし、提出しない限りは今後も請求書が届き続ける可能性があり、場合によっては再送もされます。今後の手間や滞納リスクを減らしたいなら、早めに口座振替を済ませるのがおすすめです。

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