PayPayの「利用可能額の設定」とは？1日あたりの利用可能額について

PayPayアプリでカードの利用可能額の設定をした際、1日あたりの利用可能額が5万円と表示された場合、その意味について理解しておくことが大切です。実際には、1日あたりの利用可能額と、カードの利用可能枠は別物であるため、混乱しないようにしましょう。

1. 利用可能額の設定とは？

「利用可能額の設定」とは、PayPayカードの1日の使用上限を設定する機能です。これにより、1日に使える金額を予め設定しておくことで、使い過ぎを防止する目的で利用されます。

例えば、あなたが設定した5万円という利用可能額は、1日あたりの支払限度額であり、設定した日付における支払い可能金額を示しています。

PayPayカードには、全体の利用可能枠（クレジットカードの全体的な支払い可能額）が設定されています。例えば、あなたの利用可能枠が5万円の場合、それが1ヶ月の総利用限度額となります。

一方で、「利用可能額の設定」は、1日に支払い可能な金額を設定するものです。例えば、あなたが1日に支払う金額を5万円まで設定していた場合、その日内であれば、合計5万円分の支払いが可能です。この設定は、1日の支払限度額であり、月間の利用枠には影響しません。

たとえば、今月すでに4万4000円を使用している場合、残り5700円があなたの利用可能額となります。しかし、「利用可能額の設定」で1日5万円と設定している場合、その日については5万円まで支払いが可能であることを意味します。

重要なのは、この設定が「1日あたりの上限」に関するものであり、月間の利用枠とは関係ないことです。月末に近づくと月間利用額の上限に達してしまう可能性があるので、その点も注意が必要です。

PayPayカードにおける「利用可能額の設定」を正しく理解し、日々の支払いに役立てましょう。利用可能枠は月間単位で管理されていますが、1日あたりの利用額の設定は支払いの際に上限を設けるものです。

もし不安な点があれば、PayPayアプリ内で利用明細を確認し、実際の支払い金額と設定が適切に反映されているかをチェックしてください。また、設定内容に関してはカスタマーサポートにも問い合わせることができます。