SBI新生銀行のハイパー預金が登場し、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金と似たような機能を持っているため、どちらを選ぶべきか悩んでいる方も多いでしょう。特に、ハイパー預金の金利が高く、SBI証券での積立投資にも利用できる点が注目されています。この記事では、SBI新生銀行のハイパー預金を利用する際のメリット・デメリット、また、SBI証券での為替手数料を無料にする方法について解説します。
ハイパー預金とハイブリッド預金の違い
まず、SBI新生銀行のハイパー預金と住信SBIネット銀行のハイブリッド預金には、いくつかの重要な違いがあります。両者の主な違いは金利と手数料にあります。ハイパー預金は、金利が高く0.42%となっており、ハイブリッド預金の金利よりも良い条件を提供しています。
一方で、ハイパー預金は定額自動入金がない点がデメリットです。しかし、他行からの定額自動振込を利用することで、この点はカバーできます。さらに、為替手数料に関しては、SBI証券で無料で対応できる方法があるため、このデメリットも緩和されています。
SBI証券での為替手数料を無料にする方法
SBI証券を使って為替手数料を無料にする方法は、以下の手順で実現できます。
- ステップ1: まず、SBI新生銀行のハイパー預金からSBI証券に資金を移動させます。これには、口座間での資金移動が必要です。
- ステップ2: 次に、SBI証券の外貨MMF(外貨建てマネーマーケットファンド)やドル返還を利用して、外貨の購入を行います。
- ステップ3: 最後に、株式や債券の買い付けを行うことで、為替手数料が無料で処理されます。この方法は、手間はかかりますが、手数料を無料で済ませるための有効な手段です。
売却時も、外貨を円に戻す際には、SBI証券で為替手数料が無料になるため、非常にコスト効率が良いと言えます。
ハイパー預金に変更する際のデメリットと注意点
SBI新生銀行のハイパー預金に変更する際のデメリットとしては、定額自動入金が利用できない点が挙げられますが、これを他行の自動振込で補うことができます。為替手数料が住信SBIネット銀行よりも高い点はありますが、SBI証券での手数料無料化を活用することで、このデメリットは解消できます。
また、ハイパー預金を選ぶ前に、SBI新生銀行で提供されている他のサービスや機能も確認し、自分にとって最も適した銀行口座を選択することが重要です。
まとめ: ハイパー預金とハイブリッド預金の選択肢
SBI新生銀行のハイパー預金は、金利が高く、SBI証券での為替手数料無料化などのメリットがある一方で、定額自動入金が利用できない点がデメリットです。住信SBIネット銀行のハイブリッド預金は、自動入金や便利な機能がありますが、金利や手数料面でハイパー預金には劣ります。
もし、為替手数料を無料にしたいのであれば、SBI証券での手順を踏んで、ハイパー預金を利用する選択肢が有効です。自分のライフスタイルや投資スタイルに合った預金を選び、最適な方法で積立投資を進めていきましょう。


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