海外旅行では現地通貨の準備や支払い手段の選び方が重要になります。特にキャッシュレス化が進む韓国では、どのカードを持っていくかによって快適さが大きく変わることもあります。この記事では、Wiseカードを使った韓国旅行の支払い事情や、日本円チャージの扱い、さらにおすすめのデビットカードについてもわかりやすく解説します。
Wiseカードは韓国で問題なく使えるのか?
Wise(旧TransferWise)カードは、韓国でも問題なく利用できます。VisaもしくはMastercard対応の端末であれば、多くの飲食店やコンビニ、交通機関などで利用可能です。
実際の支払いは現地通貨である韓国ウォンで行われ、Wiseアカウントにチャージされた残高から自動的にウォンへリアルタイムで両替されて決済されるため、両替所で現金を換える必要がありません。
日本円でチャージしても使える?為替の仕組みと注意点
Wiseカードに日本円でチャージした場合、そのままウォンで決済が可能です。ただし、決済時に為替レートが適用され、その時点で自動両替される仕組みになっています。
事前にウォンでチャージしておくことも可能で、その場合は為替レートが固定されるため、レート変動が心配な方にはおすすめです。旅行直前にレートが急変した場合にも備え、ウォンと円の両方でチャージしておくと安心です。
現金はいくら必要?Wiseカードだけで大丈夫?
韓国はクレジットカードやデビットカードが普及しており、観光客が訪れるエリアではカードだけでも十分に過ごせるケースが多いです。ただし、市場や屋台、地方の小さなお店などでは現金が必要になる場合もあります。
予備として2万円程度(約18万ウォン)の現金を両替またはATMで引き出せるようにしておけば、万が一のトラブルにも対応しやすくなります。Wiseカードから韓国のATMで現金を引き出すことも可能ですが、ATM手数料や出金回数制限に注意が必要です。
Wise以外におすすめの即時引き落とし型デビットカード
Wiseカード以外にも、韓国で利用しやすい即時引き落とし型(リアルタイムデビット)カードはあります。以下はおすすめのデビットカードです。
- Sony Bank WALLET(ソニー銀行)
Visaデビットで韓国ウォンでの即時決済が可能。現地ATMからの出金も対応。 - 住信SBIネット銀行Visaデビット
還元率があり、海外ショッピングでも手数料が比較的安価。リアルタイム引き落とし。 - 楽天銀行デビットカード
国内外での利用に対応。楽天ポイントが貯まりやすいのが魅力。
どのカードもリアルタイムで残高から引き落とされるため、クレジットカードより支出管理がしやすいというメリットがあります。
韓国旅行前にやっておくべきWiseカードの準備
スムーズに旅を楽しむためには、以下の準備を済ませておきましょう。
- Wiseアプリでウォンまたは円の残高チャージ
- ウォンでの使用予定がある場合は事前に為替予約も検討
- カード利用通知をオンにして、不正利用のチェック体制を整える
- ATMでの出金方法・手数料を事前に確認
- Wiseのカードが使えない場面に備えて予備のカードを1枚用意
また、渡航前にWiseカードを一度国内で使ってみることで、決済感覚やアプリ操作に慣れておくと安心です。
まとめ:Wiseカードは韓国でも十分使えるが、備えも大切
Wiseカードは韓国で問題なく利用でき、現地通貨への自動両替やシンプルな支払い管理が魅力です。ただし、すべての場面でカードが使えるとは限らないため、少額の現金と予備カードの携帯が推奨されます。
旅行中のストレスを減らすためにも、Wiseカードの事前準備や他のデビットカードとの併用を検討し、安心・快適な韓国旅行を楽しみましょう。
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