かつて、ゆうちょ銀行から楽天証券へリアルタイム入金し、そのまま楽天銀行へ自動スイープ(自動入出金)させる方法は非常に便利でしたが、現在も使えるのか不安に思う方も多いようです。本記事では、最新の仕組みや変更点を整理し、現状の活用法を解説します。
1.リアルタイム入金とは?ゆうちょ→楽天証券
楽天証券では「リアルタイム入金(らくらく入金)」というサービスがあり、ゆうちょ銀行を含む複数銀行から即時・手数料無料で証券口座に振込できます [参照]。
ゆうちょ銀行でも専用画面からリアルタイム入金が利用でき、振込後すぐに楽天証券の預り金に反映される仕組みです。
2.楽天証券→楽天銀行への“自動スイープ”は継続中
楽天証券と楽天銀行を連携する「マネーブリッジ」に登録すれば、証券口座の預り金は毎営業日21時以降に自動で楽天銀行へ移されます(自動スイープ) [参照]。
一部で「数日目からスイープができなくなった」という報告もありますが、それは設定や取引状態、仕様変更が影響するケースが多く、サービス自体は現時点でも有効です [参照]。
3.「使えなくなった」と感じる原因とは?
リアルタイム入金→スイープの流れが途中で止まる場合、主な原因は次の通りです。
- マネーブリッジやスイープ設定が解除されている
- 証券口座で積立や注文が入り、自動スイープが一時停止
- 楽天銀行・証券側のシステムメンテナンス
- ゆうちょから証券への振込自体がうまくいっていない
そのため「完全に使えなくなった」というより、設定や運用条件の確認が必要なケースが多いです。
4.現時点でのおすすめ入金フロー
最も確実で手間が少ない方法は。
- 【①】楽天証券でリアルタイム入金(ゆうちょ銀行から)
- 【②】証券口座へ即時反映
- 【③】翌営業日の夜間、自動スイープで楽天銀行へ移動
この流れで、最短0.5~1日程度で資金移動が完了します。
5.もしスイープが止まっている場合のチェック項目
- マネーブリッジと自動スイープ設定が有効か?(楽天証券&楽天銀行の両方)
- 証券口座で積立や取引が入っていないか?
- リアルタイム入金受付時間内に取引したか?
- 当日のメンテナンス状況
以上を確認しても解決しない場合は、楽天証券と楽天銀行の【双方】に問い合わせましょう。
まとめ
「ゆうちょ→楽天証券→楽天銀行」の資金移動は、現在も可能です。リアルタイム入金と自動スイープを正しく設定すれば、即時性・手数料無料の資金移動が実現できます。
ただし、設定状態や取引・積立の状況、メンテナンス有無によりスイープが一時停止することもあるため、マネーブリッジ・スイープ設定・入金時間帯・メンテナンス予定のチェックは必須です。
コメント