社会人2年目から始める賢いお金の管理術|貯蓄用口座・つみたてNISA・iDeCoの始め方

貯金

社会人2年目、貯金が順調にできている方でも「このままで良いのか」と不安になることは多いものです。今回は、給与口座とは別に貯蓄用口座を持つメリットや、将来を見据えた資産形成の第一歩として活用したいつみたてNISAやiDeCoについて、初心者向けにわかりやすく解説します。

貯蓄用口座を分けるメリットとは?

貯蓄用口座を生活用口座と分けることで、毎月「使えるお金」と「貯めるお金」を明確に区別できます。心理的にも引き出しにくくなるため、無駄遣い防止にも繋がります。

たとえば給与が振り込まれる三井住友銀行を生活費用口座とし、PayPay銀行を貯蓄専用口座に設定することで、振込無料などの利便性も活かせます。

おすすめの貯蓄用口座:PayPay銀行の活用例

PayPay銀行は若年層に嬉しい優遇制度があることで注目を集めています。特に20代向けには「ステップアップ定期預金」で年利0.4%(条件付き)など、メガバンクにはない高金利が魅力です。

また、PayPayでの支出が多い場合は、アプリ内で資金の流れが可視化しやすく、生活に密着した資金管理が可能です。

資産運用の第一歩は「つみたてNISA」

つみたてNISAは年間120万円まで、最長20年間の非課税枠で投資できる制度です。初心者向けに設計された制度で、金融庁が認めた低コスト・長期運用向けの投資信託に限定されており、安心して始められます。

例:月3万円をつみたてNISAで積立運用(年利5%想定)すると、20年後には約1,230万円になる試算も。元本は720万円なので、500万円以上の資産増が期待できます。

老後資金には「iDeCo」も検討

iDeCo(個人型確定拠出年金)は60歳まで引き出せない代わりに、掛金が全額所得控除になる節税効果があります。月2万円の拠出でも、住民税・所得税が合わせて約3〜4万円節税になることも。

ただし途中解約はできないため、生活費や急な出費にはつみたてNISAを、老後資金にはiDeCoを、というように目的に応じて使い分けるのがポイントです。

おすすめの実践ステップ

  • 貯蓄口座:PayPay銀行に開設し、毎月自動振込で3〜5万円を移動
  • つみたてNISA:SBI証券や楽天証券で口座開設、eMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックスファンドを積立
  • iDeCo:企業型年金の有無を確認し、月額5,000円からスタートでもOK

特に「自動化」がカギです。生活用口座→貯蓄口座→投資口座への流れをルール化するだけで、お金が“貯まる仕組み”ができます。

まとめ:お金の不安は仕組みで消せる

貯金がある程度貯まったタイミングこそ、資産形成のスタートには最適です。大切なのは完璧を目指すのではなく、「今できる小さな習慣」を積み上げること

PayPay銀行やつみたてNISA、iDeCoなど、制度やサービスをうまく活用して、将来にわたって安心できるお金の流れを作っていきましょう。

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