クレジットカードの利用明細を確認して「思った月と違う請求に入っている」と驚いた経験はありませんか?特に、SMBC(三井住友カード)のようなカードでは、締め日と支払日の仕組みを正しく理解していないと混乱の原因になります。この記事では、具体例を交えてわかりやすく解説します。
SMBCクレジットカードの基本:締め日と支払日とは?
SMBC(三井住友カード)の一般的なカードでは、毎月の締め日は「月末」、支払日は「翌月26日」です。つまり、6月1日〜6月30日までの利用分が7月26日に支払われるのが通常の流れです。
しかし、ここで重要なのは「実際の利用日ではなく、カード会社が利用情報を受け取った日(売上情報の到着日)」で処理されるという点です。
6月2日の利用が6月支払いになる理由
たとえば、6月2日にメルカリで購入した場合でも、加盟店がカード会社へ売上情報を即日送信した場合、6月2日中にカード会社側で「5月末締め」として処理されることがあります。これにより、その利用が6月26日の支払分に計上されるケースが発生します。
一方で、同じく6月2日の利用でも売上情報の到着が6月3日以降になると、「6月利用分」として7月26日支払いに回るという違いが出てきます。
「何日からが次の請求月?」利用可能期間の実際
SMBCの締め日は月末ですが、売上情報が翌月初めに届いても「前月分」として処理されることがあるため、月初2〜3日程度の利用は締め日を跨ぐかどうか微妙な時期といえます。
安全を期するなら、「請求月を確実に翌月にしたい」場合は5日以降の利用を推奨します。
メルカリなどネット決済における注意点
ネットショッピングやフリマアプリ(例:メルカリ)の決済では、「購入=即時売上確定」となる仕組みが多く、通常の店舗よりもカード会社への通知が早い傾向があります。
特にメルカリでは商品が発送される前に売上が確定するケースもあり、そのため想定より早く請求に計上されることがあります。
利用明細と反映日の確認方法
SMBCの会員サイトやアプリ「Vpass」では、利用日・反映日・支払月の3項目が確認可能です。疑問がある場合は、「利用明細詳細」を見ることで原因が明確になります。
それでも不明な点がある場合は、SMBCのカスタマーサポートに直接問い合わせるのが確実です。
まとめ:請求月のズレはよくあること。確認と管理で防ごう
クレジットカードの請求月は、利用日だけでなく「売上処理日」次第で変わるため、思った通りにならないことがあります。特に月初の利用は前月の締めに含まれる可能性があるため、注意が必要です。
家計管理や予算を立てる際には、この「売上情報の反映タイミング」を意識することで、より正確な計画が立てられるようになります。
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