家の中を整理していたら出てきた記念硬貨。「これ、売ったらいくらになるの?」「どこで売ればいいの?」と迷う方は少なくありません。この記事では、記念硬貨の価値を見極める方法から、実際に売れる場所、注意点までを詳しく解説します。
記念硬貨とは?種類によって価値が大きく違う
記念硬貨には、オリンピック記念硬貨や天皇即位記念、地方自治法施行記念500円硬貨など、数多くの種類があります。額面は500円や1,000円、5,000円、10,000円などがありますが、プレミアがつくかどうかは希少性と状態によります。
たとえば、「昭和39年 東京オリンピックの1,000円銀貨」は未使用なら数千円〜1万円前後の価値が付くことも。逆に流通用の500円記念硬貨は額面以上で売れないケースもあります。
記念硬貨が売れる場所と特徴
- ① 金券ショップ・コイン専門店
→ 状態に応じて査定してくれます。プレミアコインであれば高額買取の可能性も。 - ② フリマアプリ(メルカリ・ラクマなど)
→ 自分で価格を設定でき、コレクター需要があれば思わぬ高値で売れることもあります。 - ③ ネット買取サービス
→ 写真や郵送で査定してもらい、手軽に売却できます。「コイン買取 専門」と検索すると多くの業者がヒットします。 - ④ 金融機関(ただし換金目的)
→ 額面通りでの引き換えが可能ですが、プレミア価値は考慮されません。
売却前にチェックすべきポイント
・未使用かどうか(新品同様が高評価)
・ケースや証明書付きか
・傷や変色の有無
特に、造幣局の証明書付きケース入り硬貨は、コレクター需要が高くなる傾向があります。
実例:メルカリや店舗での売却価格
2024年現在、メルカリでの相場例。
- 東京オリンピック1000円銀貨:3,000〜8,000円
- 長野オリンピック5000円硬貨:4,000〜6,000円
- 地方自治500円硬貨(単品):500〜600円程度
ただし、状態や売り方によって価格は変動するため、複数の販路を比較検討するのが重要です。
注意点:知らずに安く手放さないために
記念硬貨を「ただの硬貨」として銀行に持ち込むと、額面のみで換金されてしまいます。コレクター価値がある硬貨は、必ず査定に出すことをおすすめします。
また、フリマアプリで出品する際は、検索で引っかかりやすいタイトルや、鮮明な写真を複数掲載することで、売れる確率が上がります。
まとめ:記念硬貨は価値の見極めと販路選びがカギ
昔の記念硬貨は、ただの「お金」ではなく、コレクターにとっては大切なアイテムです。まずはネットや専門店で相場を調べ、状態や付属品の有無をチェックした上で、適切な販路を選ぶようにしましょう。
手間はかかっても、ちょっとした知識と工夫で、想像以上の価値が見つかるかもしれません。
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