スマートフォンの機種変更後、楽天ペイでエラーが発生して支払いができないというトラブルに直面するケースは少なくありません。特にJCBカードを旧端末に登録していた場合に発生しやすいこの問題について、原因と解決策を解説します。
楽天ペイのエラーはなぜ起きる?
楽天ペイでは、JCBカードがGoogle Payを通じてQUICPayとして登録される仕組みになっています。このため、機種変更後に旧端末にJCBカードの情報が残っていると、新しい端末でのカード登録ができず、楽天ペイの利用に制限がかかることがあります。
これはGoogle PayおよびQUICPay側の仕様によるもので、1枚のカードを複数端末に同時登録することが制限されているのが原因です。
旧端末のJCBカードを削除するとどうなる?
旧端末で登録済みのJCBカード情報を削除することで、新しい端末での楽天ペイ登録が可能になる場合があります。手順は以下の通りです。
- 旧端末のGoogle Payアプリを開く
- 登録されたJCBカードを選択
- [カードを削除]または[支払い方法を削除]を選択
この操作によって、JCBカードのGoogle Pay上での登録情報がクリアされ、新しいスマートフォンで登録し直すことができます。
JCBカードを新しい端末に再登録する方法
旧端末からカード情報を削除した後は、新しい端末の楽天ペイまたはGoogle Payアプリからカードの再登録を行いましょう。基本的な手順は以下の通りです。
- 楽天ペイアプリを起動
- [お支払い元]→[クレジットカードを登録]を選択
- カード情報を手入力またはカメラで読み取る
- Google Pay経由でQUICPayに自動連携される
登録後、楽天ペイでの支払いにJCBカードを問題なく利用できるようになります。
それでもエラーが出る場合の対処法
カード削除と再登録を行ってもエラーが解消されない場合、以下の対応を試してください。
- スマートフォンを再起動する
- 楽天ペイとGoogle Payのアプリを最新版にアップデート
- 端末の設定でGoogleアカウントが正しく設定されているか確認
- QUICPayアプリをインストールして連携状況を確認
どうしても解決しない場合は、楽天ペイのカスタマーサポートへの問い合わせが最も確実です。
まとめ
楽天ペイを新しいスマートフォンで使う際、JCBカードを旧端末に登録したままだとエラーが発生する場合があります。旧端末でカードを削除することで、新端末への再登録が可能になるケースが多いです。楽天ペイの利便性を再び取り戻すためにも、端末間でのカード管理を丁寧に行いましょう。
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