複数の三井住友銀行口座をお持ちの方の中には、「片方はOliveアカウントにしてあるけど、もう一方の通常口座もデビットカードにしたい」といった希望をお持ちの方も多いでしょう。しかし、2023年11月22日をもって従来のVISAデビット付きキャッシュカードの新規申込が終了しており、手続きが複雑に感じられるかもしれません。本記事ではそのような状況での対処方法を詳しく解説します。
三井住友銀行のOliveアカウントとは?
Oliveアカウントとは、三井住友銀行と三井住友カード、SMBC日興証券などのサービスが連携した新しい口座形態で、1枚のカードに銀行キャッシュカード機能・クレジットカード機能・デビット機能が統合されています。
このアカウントでは、旧来の「VISAデビット」カードではなく、「Oliveフレキシブルペイ」が利用されるため、既にOlive化されている口座は原則として追加で従来型のデビットカードを申し込む必要はありません。
もう一方の通常口座でデビットカードにしたい場合
問題は、Oliveに切り替えていない通常の口座です。この口座をデビットカード付きに切り替えたい場合でも、従来型のVISAデビット付きキャッシュカードの新規申込は2023年11月22日で終了しているため、オンラインやATMでは申し込むことができません。
しかし、例外的に対応可能な場合もあるため、まずは「最寄りの三井住友銀行の支店窓口」に相談するのが最も確実です。店舗によっては個別対応の可能性や代替手段の提案を受けられることもあります。
デビットカードを希望する理由が重要
なぜその口座でデビット機能が必要なのかを明確にしておくと、支店での相談もスムーズになります。たとえば以下のような理由です。
- 特定の支出管理のために口座を分けている
- クレジットカードではなく即時引き落としの支払い方法を使いたい
- Olive口座のデビット機能が煩雑に感じる
銀行側も、顧客の利用意図に応じて柔軟なアドバイスをしてくれる場合があります。
Oliveに統一するという選択肢も
今後の利便性を考えると、口座をOliveに統一するという選択肢もあります。Oliveはデビット、クレジット、ポイント還元などが一体となっており、アプリからの管理もスムーズです。
ただし、Oliveへの切り替えには口座の整理や本人確認などの手続きが必要になるため、慎重な検討が求められます。
まとめ:支店相談が最適な一歩
2023年11月以降、三井住友銀行では従来型のデビット付きキャッシュカードの新規申込が終了しているため、通常口座での変更は原則として難しい状況です。ただし、個別対応や代替案の提示を受けられる可能性もあるため、最寄りの支店に相談することがベストです。将来的にはOliveへの統一も視野に入れて、使いやすい銀行口座の運用を目指しましょう。
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