海外送金サービス「Wise(旧TransferWise)」は手数料が安く、個人や法人を問わず多くの人に利用されています。しかし、韓国の銀行口座への送金時に「取引目的を選択した途端にホーム画面に戻ってしまう」という不具合に直面する方も少なくありません。この記事ではその原因と解決策、正しい送金方法を具体的に解説します。
送金フローが途中で終了する場合に考えられる原因
Wiseで送金途中に「取引目的を選択」したあとにホーム画面へ戻る現象は、以下のような要因で発生することがあります。
- 受取人情報の不備や形式違反
- ブラウザやアプリの一時的なバグ
- Wiseのサーバー側エラー、もしくは通信障害
- 韓国側の銀行情報と照合できないデータ入力
特に韓国の銀行は、銀行名や支店コード・口座番号の形式に厳格なため、カタカナ・英字の表記や全角半角の違いなどもエラーの原因になります。
正しい受取人情報の入力方法(韓国口座)
韓国への送金時は以下の情報を正確に入力する必要があります。
- 受取人名(英字またはローマ字。韓国語不可)
- 銀行名(英語表記、例:Kookmin Bank → KB Kookmin Bank)
- 口座番号(ハイフンなし、半角数字のみ)
- 通貨選択(KRW)
これらを正しく入力していてもエラーになる場合、Wiseのフォームに登録された「銀行コード(SWIFT/BIC)」と銀行名の紐付けがうまくいっていないケースもあります。その場合は、銀行名入力時に表示される候補から正式名称を選びましょう。
「取引目的の選択」で戻る不具合の回避方法
Wiseで取引目的選択後に画面がリセットされてしまう場合、以下の対処法が効果的です。
- ブラウザを変更する(Chrome → EdgeやSafariなど)
- アプリ版での送金を試す
- キャッシュ・Cookieの削除後に再ログイン
- 別の端末(PC・スマホ)から操作してみる
一時的なUIのバグである可能性も高いため、同じ操作を他の環境で試すことで正常に送金できることもあります。
Wise公式サポートやチャット機能の活用も有効
何度試してもエラーが解消されない場合は、Wiseのサポートに問い合わせるのが確実です。ログイン後のチャットサポートから、エラーの再現手順を伝えると対応が早くなります。
問い合わせ時に伝えると良い情報。
- 送金国・送金先銀行・エラー発生の手順
- 使用環境(PCかスマホか、ブラウザの種類など)
- スクリーンショット(可能なら)
また、Wiseの公式ヘルプページも参考になります。
まとめ:Wiseで韓国に送金できないときは入力形式と環境を再確認
Wiseで韓国の口座に送金しようとしてホーム画面に戻ってしまうエラーの多くは、入力情報の不一致や一時的な操作環境の不具合が原因です。正しい口座情報を使い、ブラウザや端末を変えることで解消されるケースが多数あります。
どうしても解決しない場合は、Wiseのサポートに早めに連絡して、安全・確実に送金を完了させましょう。
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