通帳のページが取れてしまった場合の対応は?ATMでの記帳や再発行の流れを解説

貯金

通帳を長く使っていると、途中のページが破れたり取れてしまったりすることがあります。特にハードに開閉を繰り返したり、湿気や保存状態によって紙が弱くなることも。では、ページが1枚取れてしまった通帳はそのままATMで通帳記入できるのでしょうか?今回は、そんなときの対応方法や注意点について詳しく解説します。

ページが取れた通帳でもATMで記帳は可能?

結論から言えば、通帳の最後のページが残っていて印字可能な状態であれば、ATMでの通帳記帳は可能です。ATMは通帳の最終ページの磁気情報を読み取り、そこから記帳を行うため、破損していないページがあれば問題なく使えるケースもあります。

ただし、ページが大きく破れていたり、綴じ目から外れて通帳の形状が崩れていると、ATMでの読み取りができない場合があります。

ページが取れてしまったときに確認すべきポイント

  • 破損したのは途中のページか?最終ページか?
  • 通帳の印字欄は残っているか?
  • 磁気部分(通帳裏面の黒い帯など)に異常はないか?

上記のいずれかに問題がある場合は、ATMでの通帳記帳が正常に行えない可能性があります。エラーが出た場合は、無理に繰り返し挿入せず、窓口での相談をおすすめします。

実際のトラブル事例と対応方法

例:Aさんは通帳の真ん中あたりのページが1枚取れてしまい、そのままATMで記帳を試みたところ、エラーが出ずに通常通り記帳が完了。後日、念のため銀行窓口に相談したところ「この程度の破損なら問題ないが、再発が心配なら再発行を」と案内されたそうです。

例:Bさんは通帳の最後のページが完全に破れていたため、ATMが通帳を読み込まず。窓口で新しい通帳に切り替えてもらい、記帳内容も引き継いでもらえたとのことです。

通帳が使えないときは窓口で再発行も検討

通帳が明らかに破損していてATMでの記帳が難しい場合、銀行窓口での通帳再発行が必要です。再発行の際は以下のものを持参してください。

  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • 印鑑(銀行によっては不要)
  • 破損した通帳

再発行手数料は銀行によって異なりますが、一般的には1,100円程度です。破損の程度によっては無料になるケースもあるので、窓口で相談してみると良いでしょう。

予防策:通帳を長く使うために

・ページを無理に開きすぎない
・直射日光や湿気を避けて保管する
・使用後はすぐに閉じて折れないようにする
・複数回記帳でトラブルがある場合はデジタル通帳への切り替えも検討

最近ではネットバンキングやアプリで記帳内容を確認できる「通帳レス口座」も広がっており、紛失や破損のリスクを減らす手段として人気です。

まとめ:破れた通帳でも記帳可能な場合あり。判断に迷ったら窓口へ

通帳の途中のページが1枚取れてしまった場合でも、最後のページが無事であればATMで記帳できる可能性は高いです。ただし、破損の程度によってはATMでエラーが出ることもあるため、使えないときは窓口に相談し、再発行を検討しましょう。

通帳は重要な資産管理ツールのひとつです。少しでも不安があれば、早めの対処を心がけることが安心に繋がります。

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