ナッジカードの返済ルールを徹底解説:1,000円返済でも利息が発生するのか?

クレジットカード

「ナッジカードで1,000円返済したのに、“本日中に返済が必要な金額があります”と表示される…放置しても大丈夫?」といった疑問を解決する記事です。ナッジカードの返済方式や利息・手数料の仕組みを、実例を交えてわかりやすく解説します。

ナッジカードの返済方式と選べる方法

ナッジカードには大きく分けて2つの返済方式があります。
①「いつでも好きなだけ返済」(銀行振込やセブン銀行ATM)
②「月1回おまとめ払い」(口座自動引落し)です。

①では、決済翌日から自分で任意のタイミング・金額で返済できます。②は、前月の利用額を翌月20日に口座から自動で引き落とす方法です。どちらもアプリ上で選択・併用が可能です。利便性に応じて組み合わせて使うことができます。

千円返済でも「本日中に返済が必要」の表示が出る理由

たとえ1,000円を返済しても、未返済の元本が残っていれば、その時点ではまだ返済が必要と表示されます。未返済分がある限り、「本日中に返済が必要な金額」が継続して表示される仕様です。

つまり、少額返済だけでは表示が消えないケースがあります。完済するか、引き落とし設定を利用して全額返済されるまで表示は残ります。

利息や遅延損害金のしくみとタイミング

未返済分には利息が発生します。支払い確定日の翌々月1日から、**未返済元本×1日あたり0.05%(年率約18.25%)**の利息が発生します。

例えば、10,000円未返済であれば、翌々月1日から1日あたり約5円の利息が加算されます。利息発生前に完済できれば、手数料は一切かかりません。

一方、自動引落し設定後に支払いが遅れた場合は、翌日から**遅延損害金0.04%/日**が別途発生します。年率に換算すると約14.6%です。

実例:千円返済しても残高表示が続いたケース

ある利用者が5,000円の未返済残高に対して1,000円を返済しましたが、残り4,000円が残っていたため、アプリ上では引き続き「返済が必要」と表示され続けました。

このように、**部分返済=未返済残あり=表示継続**という仕様なので、早期完済を目指すならまとめて返すか、自動引落しに切り替えることが推奨されます。

どう対応すべきか?おすすめの返済スタイル

利息を避けたいなら、支払い確定日の翌々月1日を迎える前に完済することがベストです。部分返済を繰り返すより、全額返済して表示をクリアするほうが安心です。

また、口座引落し設定に切り替えれば、締日翌月20日に自動で全額引き落とされるため、残高表示の不安や返済漏れリスクを減らすことができます。

まとめ:未返済がある限り表示は消えない/利息発生前の完済が重要

・1,000円返済しても、まだ他に未返済があればアプリ表示は続く
・利息は支払い確定日の翌々月1日から発生(1日あたり0.05%)
・遅延損害金も年率14.6%と高利なので要注意
・早期完済が利息ゼロの鍵であり、引落設定で安心できます。

不安な方は、まずアプリで残高と返済スケジュールを確認し、必要に応じて少額ずつでも返済を進めるか、完全引落し設定に切り替えてみましょう。

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