同棲生活が軌道に乗ると、気になってくるのが毎月の食費です。今回は、週5で弁当も作る自炊中心の生活で「月4万5千円の食費」が高いのか妥当なのか、全国の平均や食費の考え方、そして節約のヒントを交えて詳しく解説していきます。
2人暮らしの食費の全国平均
総務省の家計調査によると、二人世帯の食費の全国平均は月約6万円前後とされています。ただし、外食やお菓子、アルコール代を含むか否かで大きく差が出ます。
実際には、自炊中心で節約志向のカップルであれば、月3.5万〜4.5万円程度に収まることが多く、今回の4万5千円は「やや高め〜適正」なラインといえます。
食費に含めるもの・含めないものの線引き
食費の定義は家庭によって異なりますが、一般的には以下のように分けられます。
- 食費に含める:米・野菜・肉・魚・調味料などの主食材、調理済み食品、調理用冷凍食品
- 食費に含めない:アルコール類・お菓子・ジュース・外食・サプリメント(嗜好品)
この記事のようにお菓子や酒類を「嗜好品」として分離して管理するのは非常に効果的です。実際、月の食費が4万円台でも嗜好品や外食を別勘定にすると、より正確な食生活の把握が可能になります。
外食費込みで4.5万円は高い?
食費に外食費を含めたうえで4.5万円に収まっている場合は、かなり優秀です。特に週5でお弁当を作り、食材をコストコなどでまとめ買いしている点からも、効率的な食費管理がされていると評価できます。
ただし、週1〜2回の外食が含まれてこの額であれば問題ないものの、週3回以上の外食があるとやや高めになる可能性もあるため、頻度と金額を見直すことが有効です。
コストコを活用した節約のコツ
コストコはうまく活用すれば非常に強力な味方になります。特に以下のような使い方が効果的です。
- 肉類や魚を大量に買って小分け冷凍
- 冷凍保存できる野菜(ブロッコリー・カット野菜)をストック
- パンやベーグルを冷凍して長持ちさせる
ただし、ついで買いや大容量商品を無駄にしがちなので、買いすぎには注意が必要です。冷凍庫の容量と相談しながら「使い切れる量」だけを意識しましょう。
食費管理を成功させる3つのコツ
- 1. 家計簿アプリを使う:マネーフォワードやZaimなどを活用し、毎月の支出項目を明確化。
- 2. 食費は週予算で管理:「今週は5,000円まで」とすることで無駄買いを防止。
- 3. 外食ルールを決める:「月〇回まで」「1回2,000円以内」などをカップルで共有。
これらを実践することで、食費に対する意識が自然と高まり、節約にも繋がります。
まとめ:食費4.5万円は妥当。今後も無理なく続けられる範囲を目指して
自炊を中心に、コストコやスーパーでバランス良く買い物をしている今回のケースでは、4.5万円の食費は決して高くありません。外食費や嗜好品を分けて管理している点も非常に理想的です。
今後も無理せず、楽しみながら食費の管理を続けることで、健康的かつ経済的な同棲生活を送ることができるでしょう。
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