クレジットカードやデビットカードの利用明細に、見覚えのない「EverAI」からの継続的な請求があった場合、多くの人が「不正利用では?」と不安になります。しかし、請求金額が定額(たとえば月額2,000円)であることから、何らかのサブスクリプションサービスに登録された可能性が高いです。この記事では、EverAIという名義の請求の正体を追跡し、解約に必要なステップをわかりやすく解説します。
EverAIという名義の請求はどこから来ている?
「EverAI」という表記は、実際の企業名やサービス名と一致しないことが多く、決済処理時に使われる略称や仲介会社の名義である可能性があります。例えば、AI系画像編集アプリやチャットAIアシスタントなどが候補となります。
このような名義は、以下のようなサービスで使われていたケースが報告されています。
- AI画像生成・加工アプリ(例:Photo AI、AI Art Generatorなど)
- ChatGPT系アプリの有料版
- スマホアプリでの無料トライアル後の自動課金
特にGoogle PlayやApp Store経由でインストールしたアプリの中に、無料期間終了後に自動で課金が始まる設定がされているものがあるため、過去にダウンロードしたアプリを思い出してみましょう。
どのサービスから課金されているかを調べる方法
次のいずれかの手順で、課金元のサービスを特定できます。
1. スマートフォンのアプリ購入履歴を確認
- iPhone(iOS):「設定」→Apple ID→「サブスクリプション」
- Android(Google Play):「Google Play ストア」→右上のプロフィール→「お支払いと定期購入」→「定期購入」
ここで「EverAI」あるいは関連アプリが表示されている場合は、そこから解約操作が可能です。
2. カード会社に問い合わせる
カード発行元に「EverAI名義での課金の請求元を調べたい」と相談すれば、加盟店の正式な登録情報を教えてくれるケースがあります。明細だけでは情報が足りない場合に有効です。
3. メールの受信履歴を探す
「EverAI」「subscription」「receipt」「定期購入」などのキーワードで、GmailやYahoo!メールの検索機能を使い、課金時のレシートや登録完了メールを探してみましょう。
解約方法:サービスが分かっている場合
もしどのアプリからの請求か特定できた場合、以下の方法で解約できます。
- App StoreまたはGoogle Playで定期購入をキャンセル
- サービス公式サイトにログインしてアカウント情報→「プラン解約」
- カスタマーサポートに直接連絡してキャンセル依頼
たとえばAI画像生成サービスなどでは、公式サイトのフッターに「Manage Subscription」などの項目があるケースが多いです。そこからログインしてキャンセル手続きを進めましょう。
どうしても解約先が分からない場合の対応
課金元を突き止められず、連絡先も不明な場合は、以下の対応が必要になります。
- カードの「利用停止」または「再発行」を申請し、不正利用のリスクを遮断
- 銀行口座の場合は「デビットカードの支払停止依頼」を行う
- 同様の請求がないか過去3ヶ月分の明細を確認し、別の不明請求もチェック
支払停止に関しては、カード会社の不正利用対応窓口へ連絡すれば具体的な手続きを案内してくれます。
まとめ:EverAI名義の請求はアプリ経由の可能性が高い
「EverAI」名義での毎月の請求は、スマホアプリの自動課金やサブスクリプションの可能性が高く、まずはApp StoreやGoogle Playの定期購入をチェックするのが第一歩です。情報が得られない場合はカード会社やメール履歴の調査が有効です。
不明な請求が続くときは、支払手段を停止することで被害を最小限に抑えることができます。早めの対処を心がけましょう。
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