ゆうちょダイレクトで誤送金した場合の返金可否と窓口手続きガイド

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ゆうちょダイレクトで誤って振込先を間違えて送金してしまった場合、返金(組戻し)はできるのか、また必要な書類や手順はどうなるのか気になる方に向けて、事例と制度に基づいた正しい対応方法をご案内します。

まず、システム上の自動返金は期待できない

入力した振込先の銀行・支店・口座番号・名義人が実在していれば、送金は正常に完了します。このケースでは自動的な返金処理は行われません。そのため銀行側は自動的にお金を取り戻すことはできません。返金されるかどうかは、相手の承諾次第になります。:contentReference[oaicite:0]{index=0}

返金(組戻し)の依頼は窓口で手続きを

ゆうちょダイレクト上では、送金取消や訂正はできません。誤送金が発生した際は、最寄りのゆうちょ銀行・郵便局の貯金窓口(簡易郵便局を除く)へ直接出向いて手続きを行います。:contentReference[oaicite:1]{index=1}

窓口では、「振込組戻し」の依頼書類をもとに本部を通じて誤送金先へ連絡し、相手の了承が得られれば返金されます。処理には数週間程度かかる場合があります。:contentReference[oaicite:2]{index=2}

窓口に行く際の必要書類まとめ

  • スマホ画面の振込結果(スクリーンショット)またはATM明細等の控え
  • 通帳(一般払替口座以外)
  • お届け印
  • 本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)

これらを持参すれば受付がスムーズになります。:contentReference[oaicite:3]{index=3}

返金の流れと注意点

銀行側が誤送金先に連絡し、受け取り側が返金に同意すれば銀行を通じて資金が利用者口座へ戻される流れです。

しかし、相手が承諾しない場合や連絡が取れない場合、返金されずに裁判等法的対応(不当利得返還請求訴訟)に移行するケースもあります。:contentReference[oaicite:4]{index=4}

実例と相談のタイミング

誤送金後すぐに対応することで返金成立の可能性が高まります。特に送金ミスに気づいたら、できるだけ早くカスタマーセンターや窓口に相談しましょう。:contentReference[oaicite:5]{index=5}

送金後しばらく(数日以上)経過している場合でも、可能な限り窓口相談を行うことで、組戻しの依頼ができます。

まとめ:迅速な対応と正確な書類準備が鍵

ゆうちょダイレクトで誤送金した場合でも、迅速に窓口で「組戻し」を依頼し、必要書類を持参することで返金の可能性はあります。ただし、必ず返金されるわけではなく、相手の同意が不可欠です。

万が一返金されない場合には、弁護士への相談や法的手続きを検討する必要もあります。まずは早めにゆうちょ銀行へ相談しましょう。

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