スマートフォンを使ったオンライン申請がうまくいかない場合、市役所などの窓口でマイナンバーカードと国民健康保険証の紐付け手続きを行うことが可能です。ただし、即日反映されるかどうかにはいくつかのポイントがあります。本記事では、手続きの方法や所要日数、必要な持ち物などを詳しく解説します。
健康保険証としてのマイナンバーカード利用とは
マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、事前の「利用登録」が必要です。これにより、医療機関の受付でカードをかざすだけで受診が可能になります。
登録方法はオンラインの他、市区町村役所の窓口でも対応しています。スマホが古くて対応していない場合などは、窓口での手続きが確実です。
市役所での紐付け手続きはその場で完了する?
市役所での紐付け手続きは、その場で申請自体は完了しますが、即日で利用開始できるわけではありません。登録情報は国(厚生労働省・デジタル庁)へ連携される必要があるため、反映までには通常「1週間〜10日前後」かかります。
実際に利用可能かどうかは、マイナポータルの「保険証利用登録の確認」ページで後日確認することができます。
市役所での手続きに必要な持ち物
- 本人のマイナンバーカード
- 暗証番号(署名用または利用者証明用)
- 本人確認書類(念のため)
- 国民健康保険証(登録済みの内容確認用)
暗証番号が分からない場合でも手続きは可能ですが、再設定が必要になることもあります。
混雑状況や曜日によっては待ち時間に注意
市役所の窓口は、月曜日や祝日明け、また毎月初旬は混み合う傾向があります。特にマイナンバー関連業務は全国的に増加しているため、待ち時間が発生する場合があります。
スムーズに済ませたい場合は、事前に窓口へ電話で確認したり、可能であれば予約対応があるかをチェックしておくと安心です。
申請後の確認方法と利用開始のタイミング
紐付け完了後は、マイナポータル(公式サイト)から「健康保険証としての利用状況」を確認できます。また、医療機関でもカードリーダーにマイナンバーカードをかざし、反応するかを確認することができます。
利用可能になるまでは、従来の健康保険証も必ず携帯しておきましょう。
まとめ:即日ではないが、早めの申請でスムーズな利用が可能
市役所でのマイナンバーカードと国民健康保険証の紐付け手続きは、当日中に申請完了できますが、実際に使えるようになるまでには数日〜10日程度のタイムラグがあります。
スマホでの手続きができない場合でも、窓口対応で確実に登録できますので、なるべく早めに動いておくのがおすすめです。
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