予約サイト「アゴダ」で無料キャンセルをしたにもかかわらず、キャンセル後にデビットカードで再度請求されたというケースが起きています。急用でキャンセル後、当日に返金されたはずが3日後に同額が引き落とされた場合、どう対応すべきかについて解説します。
デビットカードでキャンセル時に起こる「二重請求」の仕組み
デビットカードでは、予約確定時に「仮押さえ(オーソリ)」が行われ、キャンセル時に正式な請求が解除される仕組みです。しかし、キャンセル処理のタイミングによっては仮押さえの解除が遅れ、一度返金された後に再度請求されるケースがあります
この現象はカード決済プロセスによるもので、実際に返金可能なケースがほとんどです。
実例:10万円以上の返金トラブルとその原因
たとえば、10万円超の宿泊料をデビットカードで予約し、無料キャンセルしたところ、即日返金されたものの、後日別決済として再度10万円が引き落とされたケースがあります。
原因としては、アゴダ側のキャンセル処理の遅れ、またはカード会社のシステム更新タイミングによる二重請求が考えられます。
返金を確実にするための4つのステップ
返金トラブルに遭った場合、以下のステップで対応しましょう。
- 決済明細とアゴダの予約履歴を照合し、実際に取消処理が行われているか確認
- アゴダのカスタマーサポートへ連絡し、返金と請求状況の確認を依頼
- 銀行またはカード発行会社に二重請求の可能性を伝え、支払い停止または返金調整を依頼
- 状況によっては、カード会社に“不当請求”として返金請求(チャージバック)を申し立てる
これらを行うことで、多くの場合トラブルは解決されます。
キャンセル料無料期間内なら、返金される可能性は高い
無料キャンセル期間中にキャンセル手続きを行い、アゴダ側で正しい処理が確認できれば、通常は返金されると考えてよいでしょう。ただし、処理タイミングのずれによる仮請求があっても、順次調整されます。
万一返金が遅れた場合でも、銀行やカード会社を通じて返金される可能性が高いです。
まとめ:冷静に確認・連絡・請求を進めよう
アゴダでデビットカードの二重請求が起こった場合、まずは予約履歴と決済明細を確認し、アゴダおよびカード会社に連絡をしましょう。無料キャンセル期間に手続きを行っていれば、返金される可能性は高くなります。
不安な場合は、必要に応じてチャージバック手続きも視野に入れ、冷静かつ迅速な対応を心がけてください。
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