ゆうちょ銀行で振替口座に現金を振り込む方法と振込依頼書の扱いについて

貯金

急な送金手続きや団体宛ての支払いで「ゆうちょ銀行の振替口座」へ現金を振り込みたいというケースは意外と多くあります。特に「振込依頼書のコピーを郵送してください」といった指示を受けた場合、どこでその用紙を入手できるのか不安に感じる方も少なくありません。本記事では、ゆうちょ銀行での振替口座への現金送金の流れと、振込依頼書に関する実務的な対応策について解説します。

振替口座とは何か?

振替口座とは、主に法人・団体・公共機関などが用いる「記号・番号」で構成されたゆうちょ専用の口座です。通常の総合口座とは異なり、ゆうちょ銀行間の資金移動に適したシステムとなっており、主に会費や料金収納に使われています。

例:記号「00100」番号「0-123456」など。

現金で振替口座に送金する方法

ゆうちょ銀行や郵便局の貯金窓口で、現金を使って振替口座宛てに送金することが可能です。窓口に行き、「払込取扱票を使って送金したい」旨を伝えましょう。

このとき必要となるのが「青色の払込取扱票(払込票)」です。これはゆうちょ銀行の店頭に用意されている場合もありますが、通常は振込先の団体などから送付されてくることが一般的です。

振込依頼書とは何か?用紙はもらえるのか?

ここで言う「振込依頼書」とは、通常の銀行の振込伝票と同じように、誰がどこにいくら振り込んだかを記録するための用紙です。ゆうちょ銀行の窓口では、「振替払込請求書兼受領証」という形式で提供されます。

この用紙は、ゆうちょ銀行・郵便局の窓口で「振替口座に現金で送金したい」と伝えれば、その場で提供してくれます。職員が必要事項を記入してくれる場合もあります。

振込依頼書のコピーが必要な場合の対応

支払先から「振込依頼書のコピーを送ってください」と言われた場合、ゆうちょ銀行で提出した払込票の控え(受領証)が該当します。これは送金手続き時に返却される半券です。

この半券をコピーし、支払先に郵送するのが正しい対応です。提出用の控えが必要な場合は必ずコピーを取ってから保管しましょう。

他行利用者が気をつけたいポイント

普段使っている銀行がゆうちょでない場合、ATMなどから振替口座への送金はできません。現金を直接持参し、ゆうちょ銀行や郵便局の窓口で払込手続きを行う必要があります。

また、ATMからは「振替口座」への送金はできません。必ず窓口を利用しましょう。

実際の送金の流れ(例)

1. ゆうちょ銀行の貯金窓口に行く
2. 振替口座の記号番号を提示し「現金で払込したい」と伝える
3. 職員に振替払込請求書をもらうか、記入をサポートしてもらう
4. 払込票の控え(受領証)をもらう
5. 受領証のコピーを支払先へ郵送

このように進めれば、確実かつ正式に送金処理が可能です。

まとめ:ゆうちょ銀行での振替口座振込は窓口対応が基本

ゆうちょ銀行の振替口座への現金振込は、ATMでは対応できないため、必ず貯金窓口を利用しましょう。必要となる振込依頼書は、窓口で「払込票」として提供され、そこに記載された控えをコピーすることで証明書類として使うことができます。

時間に余裕を持ち、振込先情報(記号・番号・金額)を正確に準備して窓口へ行くようにしましょう。

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