生命保険料控除証明書を使った年末調整の方法と記入のポイント

生命保険料控除証明書が届いたものの、年末調整でどう記入すればよいか迷うことがあります。特に月払いの場合、年末調整では12カ月分の保険料を書けば良いのか、具体的にどのように記入すればいいのかを解説します。

生命保険料控除証明書とは？

生命保険料控除証明書は、生命保険や医療保険などに加入していることを証明する書類で、年末調整や確定申告で使用します。この証明書には、支払った保険料の総額や控除対象となる金額が記載されています。

月払いの保険料についても、支払った額を12ヶ月分合計した金額を記載する必要があります。証明書に記載された金額は、年末調整で控除を受けるために必要な情報となります。

月払いの保険料を年末調整で記入する際は、証明書に記載された「年間保険料」の金額をそのまま記入します。つまり、月々の支払い金額に12を掛けた額を記載する必要はありません。証明書に記載された金額が年間の支払い総額として記載されています。

例えば、証明書に「年間保険料12,000円」と記載されていれば、その金額を年末調整の申告書に記入すればOKです。

証明書の日付（例えば「2025年10月7日」）は、保険契約がその日付までに発行されたことを示します。この日付が、支払った保険料がその年のものか、翌年のものかを区別する際の基準となります。

年末調整で記入する際には、その年の支払いに基づいた証明書をもとに、正確に保険料を記入することが求められます。

生命保険料控除証明書には、支払った保険料が記載されています。月払いの保険料の場合でも、証明書に記載された金額をそのまま年末調整に記入すれば、12ヶ月分の保険料を申告することができます。証明書の日付や内容をしっかり確認し、正しく記入することが大切です。