スマホ決済サービス「PayPay」は、個人間での送金機能が便利な点でも人気です。しかし、「送ってもらうには本人確認が必要?」「確認してないと受け取れないの?」と疑問に思う方も多いはずです。この記事では、PayPayの送金・受け取りにおける本人確認の必要性や制限についてわかりやすく解説します。
PayPayでの送金機能とは?
PayPayでは、ユーザー同士がアプリを使ってPayPay残高を送受信できる「個人間送金」機能があります。友人間での割り勘や立替精算、フリマ取引などに使われることが多いです。
送金には2種類の残高が関わります:
・PayPayマネー(本人確認済)
・PayPayライト(未確認でも利用可)
送金・受け取りの可否は、この2つの残高の違いによって変わります。
本人確認が必要なのはどんなとき?
PayPayで送金機能を「利用する」には本人確認が必要です。これは、送金を「する側」も「受け取る側」も共通で、以下のような制限があります。
- 本人確認未完了 → 送金も受け取りも不可
- 本人確認完了 → PayPayマネーの送受信が可能
つまり、友人から送金を受け取りたい場合、あなたのアカウントも本人確認が完了している必要があります。
PayPay本人確認の方法と所要時間
本人確認は、アプリ内で簡単に完結できます。具体的には以下の流れです。
- PayPayアプリを起動
- 「アカウント」→「本人確認(eKYC)」をタップ
- 運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類を撮影
- 顔写真の撮影・照合を行う
所要時間は最短で数分~通常は数時間~1日程度。繁忙期には2~3日かかることもあります。
実際に本人確認せずに送金を受け取ろうとした場合
たとえば、友人があなたのPayPayアカウント宛に5000円を送金しようとしたが、あなたが本人確認していない場合、次のようなエラーが表示されます。
「受け取り側が本人確認を完了していないため送金できません」
または、送金手続き自体ができない仕様となっています。
送金を受け取る以外で本人確認が必要なケース
本人確認が必要なPayPay機能は以下の通りです。
- PayPayマネーによる送金・受け取り
- 銀行口座からの入金・出金
- PayPayほけんなど金融系サービスの利用
- 不正利用防止のための本人特定
逆に、コンビニでの支払いや、PayPay残高での支払いなどには本人確認は不要です。
まとめ:送金を受け取りたいなら、本人確認は必須
PayPayで友人から送金してもらう場合、あなたのアカウントでも本人確認を完了しておく必要があります。本人確認はアプリ内で簡単に行えるので、事前に済ませておくと安心です。
本人確認をしておけば、送金・受け取りの自由度が上がるだけでなく、不正利用時の補償対象にもなります。安全にPayPayを使いこなすために、早めの確認完了をおすすめします。
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