キャッシュレス決済が当たり前になりつつある今、金融サービスの連携がもたらす“見えにくい得”に注目が集まっています。その中でも、KDDIグループが展開する「auじぶん銀行」と「au PAY」の連携は、実際に利用する予定がなくても「連携だけしておく」ことでお得なメリットを享受できる可能性があります。本記事では、その仕組みや具体的な特典についてわかりやすく解説します。
auじぶん銀行とau PAYの基本的な関係
「auじぶん銀行」はKDDIと三菱UFJ銀行が共同出資するネット銀行で、「au PAY」はKDDIが運営するキャッシュレス決済サービスです。この2つを連携することで、様々なポイント優遇や特典が発生します。
au PAYにチャージするための手段として「auじぶん銀行口座」を設定することができ、これが連携の基本形になります。
実際に使わなくても“連携するだけ”で得られる特典とは?
連携だけでも得られる代表的なメリットは、以下のようなものがあります。
- Pontaポイント還元率アップ:au PAYマーケットの利用時に、ステージが上がることで還元率が上昇。
- auマネ活プランの特典:じぶん銀行の口座連携や取引実績により最大金利0.3%の定期預金優遇。
- スマホ料金割引やデータ特典:auのスマホプランとの連携で、請求特典やポイント還元など。
これらは、実際にチャージや引き出しをしなくても「連携状態」にあるだけで対象になるケースが多く、口座開設後、連携設定を済ませておくだけでOKです。
具体的なユーザー事例
例えば、あるユーザーは「じぶん銀行は使わないけれど連携だけしておいた」という状態で、au PAYマーケット利用時の還元率がアップ。年間で1,000ポイント以上の差が出たという声もあります。
また、auスマホとのセット割引により、請求金額が月100円下がったという例もあり、実質1,200円/年の得。これは連携設定のみで達成可能です。
連携の設定方法と注意点
連携手順は以下の通りです。
- auじぶん銀行の口座を開設
- au PAYアプリ内で「チャージ方法」にじぶん銀行を選択
- 連携認証を行って完了
なお、キャンペーンや特典の条件は時期によって変動するため、KDDI公式サイトの最新情報を必ず確認するようにしましょう。
実際に使うとさらにお得になる仕組みも
もちろん、連携だけでなく実際にauじぶん銀行を活用すれば、以下のようなさらなるメリットがあります。
- au PAYへのオートチャージ設定で使いやすさアップ
- 外貨預金や住宅ローンでも優遇金利が適用
- auマネ活プランのステージアップで追加Pontaポイント
積極的に使うほど“お得の幅”は広がるため、生活スタイルに合うようであれば活用する価値があります。
まとめ:使わなくても連携だけで“損はしない”
auじぶん銀行とau PAYの連携は、実際に銀行機能を使わなくても、設定しておくだけで特典やポイント還元の対象になるというのが大きな特徴です。
とりあえず連携しておくだけでも損はなく、将来的に使いたくなったときにスムーズに活用できる準備にもなるので、au PAYユーザーなら連携だけでも済ませておくのがおすすめです。
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