スマホ決済サービス「PayPay」では、友だちや家族などとの送金や受け取りが手軽にできます。しかし、「知り合い」機能を使うと自分のどんな情報が相手に見えるのか気になる方も多いでしょう。本記事では、PayPayでの知り合い登録によって相手に伝わる情報や、プライバシーを守るための設定について詳しく解説します。
PayPayの「知り合い」とは何か?
PayPayにおける「知り合い」は、電話帳に登録されている連絡先や、PayPay IDで検索・送金履歴などをもとに相手をアプリ上で表示・追加できる仕組みです。
たとえば、あなたのスマートフォンの連絡先に登録されている人がPayPayを使っていると、自動的に「知り合いかも?」として候補に出てくることがあります。
知り合いに表示されたとき、どんな情報が相手に見える?
PayPayの知り合いとして登録・表示された場合、以下のような情報が相手に共有される可能性があります。
- PayPay表示名(ニックネーム)
- プロフィール画像(設定している場合)
- PayPay ID(設定している場合)
ただし、本名や電話番号、メールアドレスなどの個人情報は基本的に相手には表示されません。プロフィール名や画像を実名・顔写真にしていると、それを見た相手に個人が特定されやすくなるので注意が必要です。
PayPayでの送金・受取時に表示される情報
送金や受け取りを行うとき、相手に表示されるのは以下のような項目です。
- 送金元・送金先の表示名
- 取引内容(〇〇円送金など)
- 送金に添えたメッセージ(任意)
また、取引履歴はお互いに残るため、後から確認することができます。送金を何度も繰り返す相手は「よく使う相手」として表示されることがあります。
PayPayでのプライバシー設定を見直そう
自分の情報が不用意に相手に知られたくない場合、以下の設定を見直しましょう。
- 表示名をニックネームなどに変更(マイページ → アカウント情報)
- プロフィール画像を削除・変更
- PayPay IDを公開にしない(ID検索を無効にする)
- 連絡先のアップロードを停止(設定 → プライバシー → 連絡先)
これらを設定することで、必要以上に自分の情報が相手に表示されるリスクを軽減できます。
送金相手を完全にブロックしたい場合は?
PayPayでは、特定のユーザーをブロックする機能は明示的には用意されていませんが、以下の対策が可能です。
- 連絡先の同期を切ることで知り合い表示を止める
- 相手にIDを知らせない(ID非公開設定)
- アカウントを削除・再作成する(最終手段)
迷惑な送金が繰り返されるなどのトラブルが発生した場合は、PayPayカスタマーサポートへ相談することも検討しましょう。
まとめ:表示名やIDの管理がプライバシー保護の鍵
PayPayでは、知り合いとして表示されても電話番号や本名が直接相手に見えることはありません。ただし、表示名や画像、IDなどは設定次第で相手に伝わる可能性があるため、注意が必要です。
安心してPayPayを利用するためには、自分の設定を定期的に確認し、必要に応じて見直しておくことが大切です。
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