MUFGカードの楽ペイ解除後の請求と引き落としタイミングを正しく理解しよう

クレジットカード

クレジットカードの利用において、知らずにリボ払いが適用されていたというケースは少なくありません。MUFGカードの「楽ペイ」もその一例です。今回は、楽ペイ設定のまま利用したあとに解除した場合、請求や引き落としがどのように処理されるかを詳しく解説します。

「楽ペイ」とは?リボ払いの仕組み

MUFGカードの「楽ペイ」は、月々の支払額をあらかじめ設定し、それを超えた金額については自動的にリボ払いとして処理される仕組みです。たとえば、設定額が3万円で利用が1万円なら、全額がその月の支払対象になりますが、4万円使った場合は3万円分だけ支払い、残り1万円はリボ残高として翌月以降に繰り越され、手数料(利息)がかかります。

つまり、初期設定で「楽ペイ:3万円」となっていた場合、3万円以下の利用は一括支払いとして処理されますが、その実体はリボ払いの「全額支払い」扱いであり、実質一括払いと変わらない結果になります。

今回のようなケース:楽ペイ設定で3,500円利用

質問のように、カードを作成後、3,500円だけを利用し、その時点で楽ペイ設定が「3万円」だった場合、実際の請求金額はそのまま3,500円全額が対象となります。つまり、この利用分に関してリボ手数料は発生せず、通常のカード利用と同様に、締め日と引き落とし日に応じたスケジュールで請求されます。

MUFGカードでは一般的に、毎月15日締め・翌月10日払い(金融機関が休日の場合は翌営業日)というスケジュールになっているため、例として4月10日に利用した場合は、4月15日締め→5月10日引き落としとなります。

楽ペイ解除後の支払いはどう変わる?

楽ペイを解除した後の利用については、原則として「一括払い」となり、リボ払いは適用されません。ただし、解除が反映されたタイミング以降の利用が対象である点に注意が必要です。たとえば、解除手続きを4月20日に行った場合、4月19日までの利用には楽ペイが適用されている可能性があります。

解除後に再びリボ払いを利用したい場合は、個別の利用時に「リボ払い」を指定するか、再度楽ペイを設定し直す必要があります。

引き落とし金額を確認する方法

正確な請求額や引き落とし日を確認するには、MUFGカードの会員専用サービス「MUFGカードWEBサービス」にログインし、「ご利用明細」→「請求予定額の確認」へ進むことで確認できます。MUFGカード会員ページはこちら

また、カード会社から届く明細書や通知メールでも、楽ペイ適用の有無や実際の支払い方法が記載されていますので、見逃さないようチェックしましょう。

注意点:手数料がかからないとは限らない

今回のように利用額が少なく、楽ペイ設定額を下回っていれば手数料はかかりませんが、将来的に高額の買い物をした場合、リボ払いが適用されることで利息が発生します。特に手動でリボ変更を行った際は、元金残高に対して年率15.00%程度の手数料がかかることがあるため注意が必要です。

リボ払いを避けたい場合は、「支払い方法の初期設定がどうなっているか」を必ず確認し、不要であれば登録時点で楽ペイを解除することが望ましいです。

まとめ:3500円の利用は予定通り引き落とされ、解除後は一括払いへ

MUFGカードでの3,500円利用は、楽ペイの設定額内であるため、特にリボ手数料はかからず、通常のカードと同様に指定された引き落とし日に全額が請求されます。楽ペイを解除したことで、今後の利用については一括払いとなるため、安心して利用可能です。

ただし、設定の反映タイミングや手数料の有無を確認するためにも、カード会社のマイページをこまめにチェックし、賢く利用していきましょう。

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