コンビニATMで企業に振込む際の手数料とおつりの扱い方をわかりやすく解説

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企業や団体へ支払いをする際に、コンビニATMを使って現金で振り込むことは珍しくありません。しかし、「振込手数料はいくら?」「現金しか持っていない場合、おつりは出るの?」など、初めての人にとって不安や疑問も多いものです。本記事では、コンビニATMでの振込時の手数料の仕組みや、おつりが出ない場合の対処法を具体的に解説します。

コンビニATMでの現金振込の基本

コンビニATM(例:ローソン銀行ATM、イーネットATMなど)では、一部の金融機関が提供するサービスを通じて現金振込が可能です。振込先が企業や団体であっても、口座情報(銀行名・支店・口座番号)があれば対応できます。

ただし、現金で直接振込ができるATMは限られており、カードレス取引が可能な金融機関(例:ゆうちょ銀行、PayPay銀行等)を利用する場合には、事前にその条件を確認しましょう。

振込手数料の目安と確認方法

コンビニATMでの振込手数料は、利用する銀行・ATM・時間帯によって異なります。おおよそ以下のような目安があります。

  • 同一銀行への振込:110円〜220円程度
  • 他行への振込:220円〜440円程度

振込手続き中、ATM画面にて「振込金額+手数料」の合計が表示されるため、そこで正確な金額が確認できます。

現金振込時のおつりは出ないので注意

コンビニATMでは、お札単位での入金となり、おつり(硬貨)は出ません。たとえば、振込金額が20,821円で手数料が220円かかる場合、合計は21,041円ですが、お札のみの取扱いとなるため、22,000円入れると959円の差額がそのまま「入金できない状態」になります。

この場合、ATMが「不足しています」と表示するか、「ぴったりの金額を投入してください」と案内します。つまり、22,000円のような端数になる金額を入れると、処理が完了せず、おつりも出ないため、注意が必要です。

不足分の対処方法とおすすめの準備

端数対応のため、以下のような対策をおすすめします。

  • 振込前に手数料を確認し、振込金額+手数料の合計額を計算する
  • 1,000円札で端数まで調整できるように用意する
  • 端末によっては、硬貨対応ATMを選ぶ(例:銀行本支店のATM)

例えば、21,041円の振込をするなら、1,000円札21枚+100円玉1枚+10円玉4枚+1円玉1枚とするのが理想ですが、コンビニATMではそれができないため、事前に細かい金額を崩しておくことが重要です。

どうしても現金での調整が難しい場合

現金での端数調整が困難な場合は、以下のような代替方法を検討しましょう。

  • PayPay銀行やゆうちょ銀行など、アプリから振込可能な金融機関を使う
  • コンビニでのチャージ&振込機能を備えた電子マネー(例:LINE Pay、楽天キャッシュなど)を利用する
  • 銀行窓口や本支店ATMを使い、現金+硬貨での正確な入金を行う

まとめ:事前の確認と準備がスムーズな振込のカギ

コンビニATMから企業への現金振込は便利な方法ですが、手数料の存在やおつりが出ない仕様など、注意点も多くあります。振込前には、必ず手数料と合計金額を確認し、ぴったりの金額を持参するか、お釣りが不要な振込方法に切り替えることがスムーズな支払いのポイントです。

安心して振込を行うためにも、ATMの仕様や支払先の条件をよく理解し、事前準備を万全にしておきましょう。

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