クレジットカードの利用可能枠が増額されたら?総枠150万円とキャッシング枠35万円の意味をやさしく解説

クレジットカード

クレジットカードの「総ご利用可能枠」が引き上げられたとき、「これは良いこと?」「何がどう変わるの?」と戸惑う方は多いです。この記事では、150万円という利用可能枠の意味や、内訳として記載されているキャッシング枠35万円について、初心者にもわかりやすく解説します。

「総ご利用可能枠150万円」とは?

総ご利用可能枠とは、そのクレジットカードで使える全体の上限金額のことです。

今回のケース:
・変更前 → 総ご利用可能枠100万円
・変更後 → 総ご利用可能枠150万円
つまり、今後は買い物やサービスの支払いに使える上限が150万円まで拡大したということになります。

「内キャッシング35万円」の意味

この「内キャッシング枠」とは、クレジットカードを使って現金を借りる(=キャッシング)際の上限額を示しています。

つまり、総枠150万円のうち「キャッシングとして最大35万円まで借りられる」という意味であり、150万円に加えてキャッシングが使えるわけではありません。

注意:ショッピングとキャッシングを合計して150万円までという制限があります。

具体的な使い方のイメージ

例1:ショッピングで80万円利用 → キャッシングは最大70万円まで利用可能

例2:キャッシングで35万円借りた → ショッピングは最大115万円まで利用可能

このように、総利用可能枠150万円の中で「ショッピングとキャッシングをどう組み合わせるか」が重要です。

増額は良いこと?注意点もある

  • 信用力が上がった証拠:クレジットカード会社が「この人ならもう少し使える」と判断した結果、増額された可能性があります。
  • 使いすぎ注意:枠が広がるとつい使いすぎてしまうリスクも。
  • キャッシングは金利が高い:借入には年利15%〜18%ほどの高金利がかかる場合が多く、計画的な利用が必須です。

確認すべき点と対処法

  • カード会社のWebサイトやアプリで「ショッピング枠」「キャッシング枠」「利用残高」をこまめにチェック
  • キャッシング枠を使わない人は、減額申請も可能(設定ゼロにできる会社も)
  • 信用情報に影響するので、延滞・未払には十分注意

知らない間に枠が引き上げられている場合もあるので、郵送通知やアプリの更新情報は必ず確認しましょう。

まとめ:利用可能枠の仕組みを知って、安心してカードを使おう

総ご利用可能枠150万円とは「カードで使える上限額」。その中に含まれるキャッシング枠35万円は「現金として借りられる上限額」であり、どちらも合計して150万円を超えては使えません。

増額は基本的に良いことですが、使い方を間違えるとリボ払いやキャッシングで借金が増えるリスクもあります。仕組みをしっかり理解して、賢く・安心してカードを活用しましょう。

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