サラ金(消費者金融)から借りた20万円が、利息や延滞金でどれくらいの金額になるのか、10年後にどれくらいになるのか心配になることもあります。実際に、借りた金額がどのくらい膨らむかを計算するための要素を解説します。
サラ金の金利と利息の計算方法
サラ金の金利は、法律で上限が決められており、一般的には年利15%〜20%程度です。借入額に対してこの金利が適用されるため、借りたお金は年々増えていきます。例えば、年利20%の場合、元本に対して20%の利息が加算され、次の年には元本と利息の合計に対して再び利息がつきます。このように、複利計算が適用されるため、利息が非常に高くなります。
延滞金が加わるとさらに膨らむ
もし支払いが遅れると、延滞金が加算されます。延滞金の金額は契約書に記載されている通りで、通常は年率で設定されています。延滞が長期間続くと、元本に加えて延滞金が膨らみ、さらに借金が増えることになります。仮に延滞金が年利29.2%で設定されている場合、元本と利息、延滞金が合計でどんどん増えていきます。
10年後に借金がどれくらいになるのか
例えば、20万円を借りて、年利20%で10年放置した場合、10年後には利息と延滞金がどれくらいになるのでしょうか。元本と利息、延滞金を合わせた合計金額は、単純計算でも非常に大きな金額になります。利息が複利で増えるため、数年で元本を大きく上回る可能性があります。具体的なシミュレーションをしてみると、借りた金額の5倍以上になることも珍しくありません。
例:年利20%の場合、10年間放置した場合
年利20%で借りた場合、毎年元本に対して20%の利息がつきます。10年間放置した場合、20万円が複利計算で増えると、最終的には80万円以上になることが考えられます。この金額はあくまで一つの例ですが、借金が放置されることで利息と延滞金が積み重なり、元本を大きく超えてしまうことになります。
まとめ:借金は早期に解決することが重要
サラ金から借りたお金が長期間放置されると、利息や延滞金が加算され、借金がどんどん膨らんでいきます。10年後には元本の数倍になってしまうこともあります。借金を抱えたまま放置するのではなく、早期に返済し、できる限り利息を減らす方法を取ることが大切です。また、借金返済の際は、借入先に相談して分割払いの交渉を行うなど、計画的に返済することが重要です。

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