キャッシュレス化が進む中、クレジットカードに抵抗がある人や使いすぎを防ぎたい人に人気なのが「デビットカード」です。特に注目されるのが“還元率”。本記事では、2025年現在で最も高い還元率を誇るデビットカードや、お得な使い方を詳しく解説していきます。
そもそもデビットカードとは?
デビットカードは、銀行口座から即時に引き落としされる決済カードです。与信審査不要で、使いすぎの心配もなく、学生や主婦など幅広い層に支持されています。
クレジットカードと異なり「後払い」ではないため、お金の管理がしやすく、家計管理にも向いている点が魅力です。
還元率の高いデビットカードベスト3
2025年時点での注目の高還元デビットカードをランキング形式で紹介します。
カード名 | 還元率 | 特徴 |
---|---|---|
住信SBIネット銀行ミライノデビット(プラチナ) | 1.0% | 年会費あり(11,000円)だが高還元。外貨対応も◎ |
楽天銀行デビットカード(JCB) | 1.0% | 年会費無料でポイント還元。楽天経済圏ユーザーにおすすめ |
PayPay銀行Visaデビット | 0.7%〜1.0% | 利用額に応じてステージ別還元率。条件達成で最大1.0% |
楽天銀行デビット(JCB)は年会費無料で1.0%という点が非常に魅力的。とくに楽天市場や楽天トラベルなどでの利用と合わせるとさらにポイントが貯まりやすいです。
年会費の有無とコスパを見極めよう
一見高還元でも、年会費がかかるカードは注意が必要です。例えば、住信SBIネット銀行のプラチナカードは高還元(1.0%)ですが、年会費が11,000円(税込)かかります。
年間100万円以上利用する予定があるなら元が取れますが、年会費無料カードでも0.8%〜1.0%の還元があるため、利用額が少ない人には楽天銀行やPayPay銀行のほうが適しています。
還元を最大化する使い方のコツ
還元率を最大限活かすためには、以下の点を意識するとよいでしょう。
- ポイント提携店舗での利用(例:楽天市場)
- 公共料金やサブスク支払いに設定する
- キャンペーンやポイントアップ期間を活用
例えば、楽天スーパーセール期間にデビット払いを併用すれば、通常の1.0%に加え+αのポイント獲得も可能です。
クレカと比べたデビットカードの魅力
クレジットカードと比べると、デビットカードには以下のような特徴があります。
- 審査不要で誰でも作れる
- 即時引き落としで家計管理がしやすい
- 使いすぎのリスクが低い
一方で、旅行保険や一部レンタカー利用など、クレジットカードにしかない付帯サービスもあるため、用途に応じて併用するのが理想的です。
まとめ:自分の使い方に合った1枚を選ぼう
デビットカードは、キャッシュレス決済の初心者から節約志向の人まで幅広く使える優秀なツールです。還元率だけでなく、年会費やポイントの使い道なども含めて、自分の生活スタイルに合ったカードを選ぶことが重要です。
高還元かつ年会費無料を重視するなら「楽天銀行デビット(JCB)」が現状のベストバランスと言えるでしょう。
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