ENEOSのガソリンスタンドやコンビニで楽天ポイントや楽天キャッシュを活用してお得に支払いたいという方は多いでしょう。しかし、楽天ポイントカードと楽天ペイアプリでは使える残高が異なるため、思うように支払いができないというケースもあります。本記事では、楽天キャッシュと楽天ポイントの違い、ENEOSでの正しい使い方、そして混乱しやすいポイントカードと楽天ペイの関係について解説します。
楽天ポイントと楽天キャッシュの違いとは？
まず押さえておきたいのが、楽天ポイントと楽天キャッシュは異なる残高として管理されているという点です。
- 楽天ポイント：楽天市場や加盟店で使える、主にキャンペーンや利用によって付与されるポイント。基本的に「期間限定ポイント」と「通常ポイント」がある。
- 楽天キャッシュ：チャージによって使える電子マネーで、楽天ペイアプリなどの電子決済に利用可能。楽天ギフトカードや売上金受取などからチャージされる。
この2つは「支払い方法が異なる」ため、楽天キャッシュを使うには適切な決済方法を選ぶ必要があります。
ENEOSで楽天キャッシュを使うには「楽天ペイ」一択
ENEOSなどのリアル店舗で楽天キャッシュを使いたい場合、楽天ポイントカードのバーコードを提示するだけでは使えません。楽天ポイントカードの読み取りは「ポイント利用・付与」に限られ、楽天キャッシュを使用するためには「楽天ペイアプリによるQRコード決済」が必要です。
ENEOSにおける楽天ペイ対応の支払い手順は以下の通りです。
- 楽天ペイアプリを起動
- 画面に表示されるQRコードをスタッフに提示
- 楽天キャッシュ残高から自動で引き落とし
これにより、楽天キャッシュでの支払いが可能になります。
楽天カードのポイントカード機能では楽天キャッシュは使えない
楽天カードには楽天ポイントカード機能が搭載されていますが、これは「ポイントを貯める・使う」ためのものであり、楽天キャッシュの支払いには対応していません。そのため、ENEOSのスタッフがカードをスキャンした場合、表示されるのは楽天ポイントのみとなります。
例として、楽天ポイントカード（カード提示）での支払い方法では、通常ポイントを利用する設定をしていなければ、単なるポイント付与だけに留まってしまいます。
楽天ペイアプリの設定で優先支払いを楽天キャッシュに
楽天キャッシュをスムーズに使うには、楽天ペイアプリで支払い方法の優先順位を確認しておくことが重要です。
設定方法は以下の通り。
- 楽天ペイアプリを開く
- ホーム画面の「設定」メニューをタップ
- 「支払い元の設定」から「楽天キャッシュ」を優先に設定
この設定により、残高がある限り楽天キャッシュが最優先で使われるようになります。
ENEOSでの楽天ペイ利用の注意点
ENEOS店舗ごとに楽天ペイ対応状況が異なるため、必ず店頭で「楽天ペイ使えますか？」と確認することをおすすめします。また、楽天ペイでの支払いは給油前にQRコード提示が必要な場合があるので、事前にアプリを開いて準備しておきましょう。
一部店舗では楽天ポイントは対応していても、楽天ペイ（QRコード決済）には非対応の場合があるため注意が必要です。
まとめ：楽天キャッシュを使うには楽天ペイを使おう
楽天キャッシュは楽天ペイアプリ経由でのみ利用可能であり、楽天ポイントカードを提示するだけでは利用できません。ENEOSなどで楽天キャッシュを使いたい場合は、必ず楽天ペイアプリでQRコードを提示し、支払い方法の設定で楽天キャッシュが優先されるようにしておきましょう。
カードの提示では「ポイント払い」しかできないという仕組みを理解しておくことで、スムーズなキャッシュレス決済が可能になります。
コメント