高等専門学校に通う娘さんが部活中に学校側の過失で事故にあい、歯を怪我された場合の治療費について、どこまで学校側に請求できるかを知りたいという質問にお答えします。特に、保険適用外のセラミック差し歯について、どのように学校側と交渉するべきかを解説します。
学校側の過失による事故とその対応
今回のケースでは、学校側が管理していた芝刈り機による事故で前歯が折れ、抜髄処置が行われたとのことです。学校側に過失がある場合、治療費の一部を学校側に負担させることができる可能性があります。
日本スポーツ振興センター災害共済保険の利用方法
事故にあった場合、まずは日本スポーツ振興センターの災害共済保険を利用することが考えられますが、この保険は主に治療にかかる医療費をカバーします。しかし、保険の適用範囲には限界があり、例えば自費のセラミック差し歯などは、保険対象外となります。
学校に自費治療費を請求する方法
学校側に対して、自費での差し歯の治療費を請求することは簡単ではありません。学校側の過失が認められた場合でも、学校が責任を持って負担するかどうかは、教育委員会や学校の方針によります。まずは、学校の副校長や顧問の先生と相談し、正式に請求するための手続きについて確認してみましょう。
教育委員会への問い合わせ方法
もし学校側での対応が難しい場合、教育委員会に問い合わせることができます。教育委員会は高等専門学校を管轄しているため、学校に代わって対応を調整してくれる可能性があります。問題が解決しない場合は、教育委員会に相談することを検討しましょう。
まとめ:事故の後の適切な対応
学校側の過失による事故で治療費の負担を求める場合、まずは学校との話し合いを進め、次に教育委員会への相談を考えましょう。セラミックなど保険適用外の治療費については、学校側がどこまで負担してくれるかについて交渉が必要です。


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