スマレジとAirペイ利用時に締め処理を済ませたつもりが、売上が翌日の売上に計上されてしまうケースがあります。特に、店舗端末では10日、Webでは9日と表示が異なるなど混乱しがちです。この記事ではその原因と対処法を実例を交えてご紹介します。
なぜ日付ずれが起きるのか?
スマレジには「締め処理(締め日)」という日次単位で売上を確定させる仕組みがあります。
本来取引が9日に行われた場合は、9日の締め処理後でないと売上日を変更できません。[参照]スマレジ・ヘルプ
誤って翌日扱いになった後の修正手順
1. まず当日の営業終了後、まとめて締め処理を実施します。
2. その後、管理画面の「取引履歴」から対象伝票を〈取引ID〉で検索し、「取引履歴の編集」から締め日を正しい9日に変更します。
3. 変更後「更新」を押せば、売上が9日に戻り、差額は解消されます。[参照]スマレジ・ヘルプ
まとめて変更したい場合の方法
複数伝票をまとめて誤った日に締めてしまった場合は、「取引履歴一覧」で該当日を絞り込み、<締め日一括変更>機能で正しい日付にまとめて戻すことが可能です。[参照]スマレジ・ヘルプ
Airペイとの日付ズレの原因
スマレジとAirペイでは売上日や締日の概念が異なり、端末やWeb管理画面で表示タイミングがずれることがあります。
たとえば『タブレットで締め済だがWebでは未締め』など現象が起こります。その際は必ず“Web管理画面”で締め日を確認・修正しましょう。
トラブル防止の運用ポイント
- 締め処理は営業終了後、全取引が完了したタイミングで行う。
- 締め日を変更する際は、必ず締日の更新を行ってから修正を実施する順序を遵守する。
- 日付ずれが生じた場合は、まず管理画面での締め日確認と修正を行う。
まとめ
スマレジで売上が翌日にずれてしまうのは、締め処理のタイミングによるものです。営業終了後にきちんと締め、締め日が誤っていた取引は「取引履歴の編集」または「一括変更」で正しい日付に戻すことができます。タブレットとWebでずれがある場合も、どちらかに依存せず、Web側での締め確認と修正を心がけましょう。
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