香川銀行の自動融資とは?仕組み・金利・返済方法を徹底解説【うっかり引き出しの備えに】

ローン

うっかり残高不足の状態でATMから現金を引き出したのに、なぜか普通に引き出せた――そんな経験をされた方もいるかもしれません。実はそれ、自動融資(マイナス残高対応型サービス)による一時的な立替が行われている可能性があります。香川銀行にもこの自動融資サービスが導入されており、口座残高が不足していても一定の条件下で自動的に立替が行われる仕組みがあります。

香川銀行の自動融資とは?

香川銀行の自動融資とは、普通預金口座の残高が不足していても、あらかじめ設定された極度額の範囲内で自動的に立替払いをしてくれる仕組みです。公共料金の引き落としやATMでの出金時に活用され、残高不足による取引失敗を防ぐ役割を果たします。

ただし、これはあくまで「借入」とみなされるため、当然ながら利息が発生します。

気になる金利はいくら?

香川銀行の自動融資にかかる利率は、年14.6%(変動金利)です。これは多くの銀行の自動融資サービスと同水準で、カードローンなどに近い金利設定です。

たとえば3万円を30日間利用した場合、計算式は以下のようになります。

30,000円 × 14.6% ÷ 365日 × 30日 ≒ 約359円の利息

返済はどう行われる?

自動融資によってマイナスになった金額は、次に普通預金口座へ入金された際に自動的に返済されます。返済日は特に設けられていないため、早めに入金しておくことで利息の負担を抑えることができます。

返済金額が多い場合は、複数回に分けての返済も可能ですが、返済が遅れるほど利息が増える点には注意が必要です。

自動融資の利用に気づかないことも

ATMからスムーズに引き出せてしまうため、自動融資が発動されたことに気づかず、「あれ?残高ぴったり0円?」という状況になることがあります。これはまさに自動融資が働いている証拠です。

通帳やオンラインバンキングの明細で「貸越残高」や「自動融資」の表記を確認することができます。

自動融資のメリットとデメリット

このサービスの最大のメリットは、残高不足による引き落とし失敗や支払いエラーを未然に防げる点です。急な出費にも対応できる柔軟性は魅力です。

一方で、借金という認識が薄れがちであるため、気づかないうちに利息が積み重なるリスクがあります。また、自動融資の利用が多いと、信用情報に影響する可能性もゼロではありません。

自動融資を停止・確認する方法

もし「勝手に融資されるのは不安…」という場合は、自動融資の契約そのものを解除することも可能です。

  • 最寄りの香川銀行窓口にて手続き
  • キャッシュカードと本人確認書類を持参
  • 口座情報の変更により停止可能

また、自動融資の契約状況を知りたい場合は、香川銀行公式サイトのマイページや通帳記載で確認することができます。

まとめ:自動融資は「借入」と認識して正しく対処しよう

香川銀行の自動融資は非常に便利な反面、金利が高いため計画的な利用が求められます。万が一利用してしまった場合は、できるだけ早めに返済し、利息の負担を減らしましょう。知らずに使っていた方も、一度自分の口座設定を見直しておくと安心です。

トラブルや不明点があれば、直接香川銀行の窓口や電話サポートで相談することも重要です。

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