紙の通帳はもう不要?りそな銀行の通帳レス口座のメリット・デメリットを徹底解説

貯金

近年、多くの銀行で紙の通帳を廃止し、通帳レス口座(Web通帳)への移行が進められています。りそな銀行も例外ではなく、紙通帳をやめようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。この記事では、通帳レス口座のメリットとデメリット、そして実際に移行した人の体験談も交えて解説します。

通帳レス口座とは?基本をおさらい

通帳レス口座とは、紙の通帳を発行せず、取引履歴などの確認をネットバンキングやスマホアプリ上で行う口座のことです。りそな銀行では「マイゲート」や「りそなグループアプリ」を通じて確認が可能です。

口座の機能自体は通常の通帳付き口座と変わらず、預金、引き出し、振込、残高照会などすべて可能です。

紙通帳をやめるメリット5つ

  • 1. 紛失・盗難のリスクを減らせる
    通帳が物理的に存在しないため、落としたり盗まれたりする心配がありません。
  • 2. 過去の取引履歴が長期間見られる
    紙通帳では数十件分しか確認できませんが、Web通帳なら最大10年分の取引履歴を閲覧・ダウンロード可能です。
  • 3. 通帳印字の手間が省ける
    ATMで通帳に記帳する必要がないため、手間や記帳漏れの心配がなくなります。
  • 4. 口座維持手数料の回避
    一部銀行では紙通帳に対し手数料が導入されています。通帳レスにすれば、将来的な負担を避けられます。
  • 5. 環境にやさしい選択
    紙やインクを使わないため、環境負荷の軽減にもつながります。

通帳レスのデメリットと注意点

  • 1. インターネット環境が必須
    スマホやPCでの取引履歴確認が前提なので、ITに慣れていない高齢者には不向きな面があります。
  • 2. 通帳記載が必要な場面で困ることも
    一部の行政手続きや本人確認で「通帳の写し」が求められるケースがあります。その際はWeb明細の印刷やPDF保存が必要です。
  • 3. デジタル操作が苦手な人には不便
    取引明細の見方や操作が分かりにくいという声もあります。

実際に通帳レスにした人の体験談

ある30代主婦は「通帳を持ち歩くことがなくなり、家計簿もアプリと連携して便利になった」と話します。一方で、70代の母親は「スマホで履歴を確認するのが難しく、やっぱり紙通帳の方が安心」と語っていました。

このように、利便性の高さは魅力ですが、使い方に慣れていないとストレスを感じることもあるようです。

りそな銀行で通帳レスに切り替える方法

りそな銀行では、アプリから通帳レスへの切り替えが可能です。「りそなグループアプリ」や「マイゲート」にログインし、「通帳レス口座に変更」メニューから手続きできます。

また、口座開設時に通帳レスを選ぶことも可能です。切り替え後は紙の通帳は無効となり、再発行には手数料が発生する場合があります。

まとめ:通帳レスは時代の流れ、でも自分に合うかが最優先

通帳レス口座は便利で安全性も高く、時代の流れに合った選択肢です。しかし、操作に不安がある場合や紙ベースの管理を好む人にはストレスになることもあります。

一度切り替えると元に戻すのが難しい場合もあるため、自分の生活スタイルや使い方をよく考えたうえで判断しましょう。

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