クレジットカードを複数所有していると、どのカードを使うのが最もお得なのか迷うことも多いはずです。特に通信キャリアがソフトバンクの場合、PayPayとの親和性が高く、ポイ活(ポイント活動)においても有利な場面があります。本記事では、ソフトバンクユーザーが効率的にポイントを貯めるためのカードの使い分け方と、見直すべきポイントを解説します。
PayPayカードはソフトバンクユーザーの軸
PayPayカードは、ソフトバンクやワイモバイルとの連携により、スマホ料金支払いで1.5%以上のPayPayポイントが貯まる点が強みです。また、PayPayアプリと連携することで、街中でのコード決済やオンライン決済にも使いやすく、キャンペーン還元も受けやすい構造になっています。
例えば、PayPayステップ達成により最大1.5〜2.0%還元が狙えるため、日常使いの決済は基本的にPayPayカードに集約しておくのが効率的です。
三井住友NLとOliveの“ピンポイント活用”
三井住友カードNL(ナンバーレス)やOliveフレキシブルペイは、特定の対象店舗(セブンイレブン、ファミマ、マクドナルド、すかいらーく系列など)で最大7%ポイント還元が可能です。
この高還元を活かすためには、日々の生活で対象店舗を意識的に選びつつ、使うカードを使い分けることが重要です。Oliveを保有することでNLカードの還元倍率が上がる仕組みもあるため、両者を補完的に活用する価値はあります。
dカード GOLD(U)の見直しポイント
dカード GOLDはドコモユーザー向けに特化したメリットが多く、ソフトバンク回線利用者にとっては恩恵が薄いケースが多いです。特に年会費(11,000円)を考慮すると、通信キャリアとの連携がない状態ではコスパが悪化します。
一方で、d払いでポイント三重取りなどの技が使える場面もありますが、PayPayとの併用で混乱する場合は、dカード GOLDは解約しても実用上問題ないケースが多いです。
カードの“作りすぎ”を防ぐ3つのポイント
クレジットカードは多ければ多いほど管理が煩雑になり、使い忘れや年会費の無駄払いに繋がることもあります。以下のポイントを意識して、ポイ活効率を高めましょう。
- メインカードは1枚に絞る(PayPayカード)
- 対象店舗特化型(NL)はピンポイント運用
- 年会費が高いカードはコスパを必ず検討
このルールで運用していけば、「持っているだけで使っていない」カードを自然に削減することができ、ポイ活効率も改善します。
実際の利用例:ある20代男性のポイ活モデル
ソフトバンクユーザーのAさんは、PayPayカードを基本の生活費用に、NLカードをセブンとマクドナルドで使い分け、OliveはNLの還元アップ目的で保有。dカード GOLDは解約してスマホ代もPayPay払いに統一。結果として、月に1,000〜1,500ポイント以上を安定的に得ることができています。
このようにカードを整理し、生活動線と一致させることで、実際に得られる還元もシンプルかつ効率的になります。
まとめ:シンプルで戦略的なポイ活こそ正解
ソフトバンクユーザーであれば、PayPayカードを軸にして生活のほとんどをカバーしつつ、NL系カードを「特定店舗用」として併用するのがベストな戦略です。
dカード GOLDのようにキャリアとの連携が弱まったカードは、年会費や管理コストを考慮して見直すことで、財布の中もポイント運用もスッキリ整います。ポイ活は「どれだけ貯まるか」よりも、「いかに続けやすいか」が成功の鍵です。
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