イオンの自動販売機でQRコード決済ができない時の原因と対処法|PayPayで支払えない理由とは?

電子マネー、電子決済

近年、QRコード決済に対応する自動販売機が増えていますが、うまく決済できない・選択が解除できないといったトラブルも発生しています。特に、イオンに設置されている左右のボタンで操作するタイプの自動販売機では、操作に慣れていないと戸惑うこともあるでしょう。本記事では、PayPayなどのQR決済がうまくいかない原因とその対処法、さらにはキャンセルや故障時の対応について解説します。

イオンに設置の「左右ボタン型」自動販売機の操作フロー

このタイプの自販機は、タッチパネル式ではなく、商品ボタン→決済方法ボタンという順に進んでいきます。QRコード決済を選択した後は、機械の読取部にQRをかざすことで支払いが行われます。

一部の機種では読み取りタイミングがシビアであり、商品選択後に数十秒で自動キャンセルされてしまうこともあります。タイミングやかざし方の工夫が必要です。

QRコードが読み取れない主な原因と対策

  • かざし方の距離が不適切:多くの機種で「15cm離す」とありますが、環境光によって最適距離は変動します。
  • QRコード画面が暗い・反射している:スマホの輝度を最大にして、コード部分に指などがかからないようにしましょう。
  • 自販機側のセンサーが一時的に故障・停止:他のユーザーでも同様の現象が出ていれば、機器のトラブルの可能性が高いです。

操作解除ができないときの仕様と動作リセット

一部の自動販売機は、QR読み取り失敗や操作途中での離脱があっても、数十秒〜1分程度で自動的に初期状態へ戻るように設計されています。商品ボタンの点灯が消えるまでは、内部的に「処理中」の状態です。

この間に他のユーザーが来た場合でも、読み取りがうまくいかなければ次の操作はできず、リセット後に再度使えるようになります。

操作ミスや反応なしは「機器不良」の可能性も

明らかに読み取りや返金などが通常通り機能していない場合は、迷わずステッカー記載の連絡先へ報告しましょう。防犯カメラ映像があるとしても、ユーザーに責任が問われるようなことは基本的にありません

イオン公式でも、2021年にこのタイプの自販機導入について発表されています(参照)。その中でも「現金・コード決済・電子マネーのすべてに対応」とされていますが、機器によってはソフト更新が必要な場合もあります。

万一不安が残る場合の対応

  • PayPayの利用履歴で決済されていないことを確認
  • スマホを再起動してQRコードを更新して再試行
  • 次回は明るい時間帯や人が少ない時間に利用する
  • ステッカーに記載された番号に状況を報告(トラブルを減らす手段として有効)

まとめ:QR決済は便利だが機器との相性に注意

イオンに設置されているQR対応の自動販売機は便利な反面、機器側の読み取り性能やタイミングによりうまく動作しないこともあります。特に左右ボタン式のタイプでは、スムーズな操作手順と読み取り環境が重要です。

不具合と思われる場合には無理せず現金に切り替える、もしくは報告することで安心して利用できます。自動でリセットされる仕様であることを知っておくだけでも、慌てずに対応できるようになります。

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