百貨店カードを選ぶ際、自分のライフスタイルや利用目的に合った選択が重要です。特に、三越伊勢丹のエムアイカードプラスと高島屋の外商カード(家族カード)という選択肢で迷っている方にとっては、それぞれの特徴や特典を把握することで、より自分に合ったカード選びができます。
エムアイカードプラスの特徴とメリット
エムアイカードプラスは、三越伊勢丹グループが発行するクレジットカードで、三越伊勢丹でのポイント還元率が最大10%になる点が最大の魅力です。特に、年間利用額に応じてポイント倍率が変動し、年間100万円以上利用すると8~10%の還元率が期待できます。
また、自分名義で作ることによって、カード利用実績が信用情報に蓄積されるため、今後住宅ローンや高額商品のローン申請を検討している場合には大きなメリットです。
高島屋外商カード(家族カード)の魅力
高島屋の外商カードは、選ばれた顧客に対して発行されるハイグレードなサービス付きカードで、外商担当者によるパーソナル対応や、特別催事・先行セールなどの招待を受けられるなど、ラグジュアリーな体験が魅力です。
家族カードでも一定のサービスが受けられますが、本会員と比較すると制限がある場合もあります。また、カード利用実績は本会員に帰属するため、自分自身の信用情報には影響しません。
購入履歴があるならエムアイカードが有利なケースも
質問者のように、三越で過去に100万円以上の購入履歴がある場合、エムアイカードプラスを申し込む際に有利になる可能性があります。審査時にその履歴が評価されやすく、初期のポイント優遇やゴールドカードへの道も開けやすいです。
さらに、三越・伊勢丹での購入頻度が高ければ、年間利用額に応じたポイントアップが期待でき、長期的には高還元率を享受できます。
ブランド品購入が多いならチェックすべきポイント
高級ブランド品の購入を想定している場合は、カードの優待対象外商品に注意が必要です。一部のブランドではポイント対象外や割引除外となることもあります。どちらのカードでも適用範囲を事前に確認することが大切です。
たとえば、ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネルなどはポイント対象外となる場合があるため、特典重視よりも、支払い手段としての利便性や購入履歴の記録性を重視する選び方もあり得ます。
クレジットヒストリー構築という視点も重要
社会人1年目であれば、早いうちから自分名義のクレジットカードを持ち、信用履歴(クレヒス)を積むことは非常に有益です。将来的に賃貸契約や各種ローン審査で優位に働きます。
この観点から見ると、エムアイカードプラスを自分名義で作る選択は、実用面でも信用面でも合理的と言えるでしょう。
まとめ:目的に応じて選択肢は変わる
高島屋の外商家族カードは、ラグジュアリーな特典や外商担当のサポートを享受できる一方で、自身の信用情報構築には繋がらないというデメリットがあります。一方、エムアイカードプラスは三越伊勢丹での高還元率に加え、自分名義で信用履歴を積めるという実利があります。
年に100万円程度の利用が見込まれるなら、エムアイカードプラスでの独立した管理・利用をおすすめします。将来的にゴールドや外商へのアップグレードも視野に入れ、計画的に活用していきましょう。
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